Sainte Lucie – Merci et Remercie

MERCI ET REMERCIE（メルシエ・ルメルシエ）は、時に壮大で、少し滑稽で、太陽のような悲しみを持つ無名のアーティストの異色の回顧展の第1部で、「率直で、素朴で、コミュニケーション可能な明るさに満ちている」、独創的で先鋭的な作品。

「ストーリーテリングという点では、これに勝るものはありません。ラ・スーテレーヌの友人たちは、どこからともなく、あるいはさらに遠くから来たアーティストにチャンスを与えることを知らないわけではありません。緑の党のメンバーであり、リヨン1区の地方議員であるリュシー・ペランがそうです。

2011年から現在に至るまで、彼女は定期的にサウンドクラウドに、詩とユーモアを織り交ぜた、リアリズムとシュールレアリズムの中間のような、とても変わったヴィネット／歌／作曲を投稿しています。ジャン＝リュック・ル・テニアが、ボニー・バナーヌの運転するTGVの中でブリジット・フォンテーヌに出会うようなもの。自分の影に終止符を打つことを決意し、（再）洗礼を受けたリュシーは、ラ・ソテレーヌの仕事に応募。その結果、すでに魅力的な作品群の最初の集大成のようなコレクションが生まれました。

自宅でコツコツと作られた、ミニマルですっきりとした楽曲は、心の中にあるものを表現する方法を歌に見出したような女性の、無限のイマジネーションの産物。濾過されていない、しかし確かに無意味ではないもの。