Pine Barons – I LOVE FISH

ARTIST : Pine Barons
TITLE : I LOVE FISH
LABEL : Grind Select
RELEASE : 7/8/2022
GENRE : indiepop, indiefolk, dreampop
LOCATION : Philadelphia, Pennsylvania

TRACKLISTING :
1.OH SLIME
2.ナイトクルージング
3.FUTURE
4.POKKA POKKA
5.BABY BLUE
6.NANTETTANO
7.SMILIN’ DAYS, SUMMER HOLIDAY
8.ゆらめき IN THE AIR
9.LONG SEASON

の前作 ‘Mirage on the Meadow’ のミキシング中に、フロントマンでマルチインストゥルメンタリストのKeith Abramsは、80年代後半から90年代にかけて活躍した日本のカルト的人気を誇るバンド Fishmansの音楽に出会い、ドリームポップ、サイケデリックロック、トリップホップ、ダブ/レゲエを混ぜたその無類の才能に魅了されてしまったのでした。日本語を話せないエイブラムスは、歌詞の意味を理解するために、日本語を話す友人の助けを借りて、故佐藤伸治の言葉を英語で叙情的に解釈することに成功した。そして、佐藤の著作権継承者の了解を得て、’I LOVE FISH’ が正式に誕生した。

‘I LOVE FISH’ は、本当の意味でのトリビュート・アルバムである。プロデュースとエンジニアリングも自身で行い、フィッシュマンズの9曲のアレンジと構成に、パインバロンズが独自の味付けをした。バンドはその曲のレコーディングの様子を、こう描写している。「グロッケンシュピールのトーンバー、ベル、フォーク、ナイフでカスタム風鈴を作り、天井から吊るした自転車のタイヤのリムに吊るしたんだ。回転する風鈴の下に置かれたマネキンの頭の耳から2本のマイクを出し、バイノーラル効果を狙って録音しました」

エイブラムスは、初めて佐藤の声を聴いたとき、「歌詞の意味も知らずに、その歌声に強いつながりを感じた」と振り返る。その声の純粋な美しさと、音楽がいかに普遍的なものであるかを確認することができました。