Philemon Cimon – 8 chansons pour enfants et 2 r​ê​ves

ARTIST :
TITLE : 8 chansons pour enfants et 2 r​ê​ves
LABEL :
RELEASE : 6/26/2023
GENRE : ,
LOCATION : France

TRACKLISTING :
1.Toutes les saisons
2.Toutes les saisons
3.Quand j’me lève le matin
4.J’aime les animaux
5.C’est ça la vie
6.Dans ma boite à surprises
7.Mioum
8.Sortons de la maison
9.Mes émotions
10.Mes émotions (fugue)

私は子供向けの作品を書きたかった。それは驚きだった。最初は美しいもの、子供の頃に夢見たもの。そして、言葉にできなかったことを言葉にできることに気づいた。シャルルボワの圧倒的な美しさ、愛する人々の近くに沈む夕日。しかし同時に、自分の中に恐ろしいほど強い何かを感じた瞬間もあった。それは一瞬にして消えてしまうから恐ろしい。悲しかったり、辛かったりして、言葉が出ないこともあった。子供の人生はとても充実している。それなのに、私たちはしばしば忘れてしまう楽しみがある。あの頃持っていたかった言葉。そして同時に、私はもう子供ではない。しかし、いくつかの言葉は語られるのを待っていた。ある種の喜びは、息が詰まりそうなほど私にこびりついていた。しかし、何よりも美しかった。

恥ずかしくて分かち合いたくなかった喜びも。時には十分でないこともあり、ほとんど間違っていると思ったからだ。
今、私は周りの子供たちを見て、話しかけたくなる。なぜなら、私はまだ感動しているからだ。

不思議なことに、最近書いたものは言葉のない音楽だ。言葉では決して語れないことがあるし、音楽は私をとても感動させる。涙が出ることもよくある。そして今、私は泣いて喜んでいる。

この曲は1週間で書いた。ある朝、1曲。そして翌週、ニコラとアデルと一緒にレコーディングした。インストゥルメンタル曲は後で書いた。心のゆりかごのようなもの。それはデリケートなものだから。ふたつの夢、ひとつは入り、ひとつは去る。人生の中へ。大人の人生をしばしば構造化する暴力からの保護。父の車の中でクラシック音楽を聴き、後部座席に座り、祖父母が持ってきてくれたサンドイッチを食べ、公園で一夜を過ごしたあの瞬間に戻る。
祖父母が私たちにもってきてくれたサンドイッチの幻影、母と弟と海辺で一日を過ごし、理解できないが失いたくない奇妙な憂鬱を感じながら行き交う船を眺めたこと。アイルの向こう側を見たときの虚しさ。