ARTIST : Patois Counselors
TITLE : Enough: One Night At The Daisy Chain
LABEL : ever/never records
RELEASE : 2/23/2024
GENRE : experimental, avant
LOCATION : New York, New York
TRACKLISTING :
1.Serious Rider
2.Modern Station
3.Bands I Barely Spoke With
4.Repeat Offender
5.Ranking Set
6.Just Made Scarce
7.Fountain Of UHF
8.What’s The News
9.Get Excitement
10.The Galvinizer
11.Disconnect Notice
国内屈指のポスト・パンク・ユニットとして10年を迎えようとしているPatois Counselorsは、衰えを知らない。サード・アルバム『Limited Sphere』に先駆け、Patois Counselorsは『One Night at the Daisy Chain』をリリースし、緊張感のある最高の曲だけを求める人々の食欲を刺激する。Bo White率いるCounselorsは6人編成になったが、この規模のバンドとしては、音楽は余分なものをそぎ落とし、Whiteの歌が輝く余地を十分に与えている。このセッションが示すように、ボーは珠玉の名曲をいくつも書いている。ブルックリンのデイジー・チェインでイアン・ローズによって録音・ミックスされた『One Night』は、短いツアーの真っ最中のバンドを捉えており、全神経をフル回転させ、囚われず、(血の)銀行まで笑い転げた。One Night at the Daisy Chain』は、キャリアの回顧録であると同時に、近日発売予定のLPのティーザーとしても機能している。PCの前作(『Proper Release』/『The Optimal Seat』)からのハイライトは、バンドが “Modern Station”、”Repeat Offender”、”The Galvanizer “といったトラックに新鮮な空気を吹き込みながら、また新たな息吹を与えている。もし “Ranking Set”、”What’s The News”、”Fountain of UHF “のような新曲が示唆するならば、Limited SphereはPatois Counselorsの素晴らしいフル・アルバムのハットトリックを完成させるだろう。このアルバムは、その前のアルバムと同様、ever/never recordsからリリースされる。ターンテーブルのスイッチを入れ、スパイグラスを取り出そう:リミテッド・スフィアは2024年春に姿を現す。