Maya Weeks – Tethers EP

ARTIST : Maya Weeks
TITLE : Tethers EP
LABEL : Full Spectrum Records
RELEASE : 12/3/2021
GENRE : ambient, experimental
LOCATION : California

TRACKLISTING :
1.Aragonite
2.War on Time
3.Personal Archive/Future Rock Record
4.There Are Things I Don’t Remember

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さて、ついに起きてしまいました。すべての良いことには終わりがありますが、2021年はまさにジェットコースターのような太陽革命の年でした。振り返ってみると、この年、は新しいアーティストを迎え入れ、なんと23枚ものリリースを行いました。何人かはあちこちでショーを行うこともでき、2020年に比べて格段の進歩を遂げました。

今年の締めくくりとして、カリフォルニア生まれの白人入植者である作家、アーティスト、地理学者である (マヤ・ウィークス)のデビュー作をお届けします。’Tethers’ と題されたこのアルバムは、顔にかかる海のしぶきのように短く、一過性の微風のような作品です。16分という短い時間ですが、’Tethers’ はその短さに劣らず、美しく、インパクトのある作品に仕上がっています。

‘Tethers’ は、ウィークスがミルズ大学時代に知り合ったアンドリュー・ウェザーズとの共同制作で、今年の1月から6月にかけて録音されたオーディオファイルをコラージュしたものです。シンセサイザーのループ、ボイスメモ、フィールドレコーディングの断片が、親密さと未知の感覚を同時に感じさせる、至福の音のパッチワークとなっています。

このアルバムは、カリフォルニア州沿岸の2つの場所で捉えた環境音を中心に構成されています。このアルバムは、カリフォルニア州の海岸沿いにある2つの場所、カユコス(チュマシュ族とサリナン族に占領された土地)とボデガベイ(ミウォック族に占領された土地)で捉えた環境音を中心に構成されています。ウィークスはカユーコスで育ち、現在はボデガ・ベイのボデガ・マリン・ラボに所属し、海洋汚染に関する研究を行っています。具体的には、この人為的な環境破壊を、ヨーロッパを起源とする男尊女卑、資本主義の規範がもたらす暴力の一形態として理解しようとしています。

‘Tethers’ を制作するまでの1年間、ウィークスはこの2つの場所が生産、消費、消耗品の変化の過程にあることに耳を傾けました。この意図的なリスニングの実践は、資本主義の崩壊が差し迫っている中で、私たちの生活が必死にクレッシェンドしていることに対して、スピードを落として働きかけるための彼女の試みとなりました。’Tethers’ は、ウィークスがこの追求に参加するための私たちの招待状です。