Margo Cilker – Valley Of Heart’s Delight

オレゴン出身のフォーク／カントリー・シンガー、Margo Cilkerは、2021年の素晴らしいデビュー・アルバム『Pohorylle』に続く2枚目のLP『Valley Of Heart’s Delight』を、米国ではFluff & Gravy Records、英国／EUではLoose Musicから9月15日にリリースする予定です。デビュー作同様、新作は元Carissa’s Wierdのメンバーでソロアーティストに転向したSera Cahooneがプロデュースし、ドラムも担当、レコーディングはJohn Morgan Askew（Neko Case, Laura Gibson）が担当、アルバムでのマーゴのバンドにはキーにThe DecemberistsのJenny Conlee、ホルンにBeirutのKelly Prattなどが参加しています。Margoは言う：

ノースウエストの野生の風景に囲まれてこの曲を書いたけど、自分の出身地に傾いていた。家族やそれを抱える谷から切り離されたような気がしたんです。私は自分の帰属意識について何時間も考えた。いろいろな場所を旅してきたのに、旅が終わると、自分がどこにたどり着いたのか反芻した。音楽が止まったとき、あなたはどこにいましたか？私は、オレゴン州のエンタープライズにいた。そして、そのエンタープライズで、私の心は「心の喜びの谷」に戻っていった。

私は家族について書きました。死と再生、そして家系を通じた愛と芸術の弧についてです。誤算と贖罪を暗示する歌もある。果樹園の並木、家族の木、レッドウッドなど、木についての曲もあります。そして水：農作物の流出水、野生の川、堰き止められた川、洗礼された流れ。そして、魚についての[カバー]曲もあります。これはとてもいい曲なので、録音したかったのです。