Magon – In The Blue

ARTIST : Magon
TITLE : In The Blue
LABEL : Howlin Banana Records
RELEASE : 12/3/2021
GENRE : garage, psychpop
LOCATION : Paris, France

TRACKLISTING :
1.Forever
2.With Your Man
3.Maharishi Mahesh Yogi
4.The Willow
5.Inside Your Head
6.Words
7.In The Blue
8.Egyptian Music
9.Now That She’s Gone
10.1,000 Years

テルアビブ出身の は、2000年代後半にパリに移り住み、デュオ Charlotte & を結成しました。10年間のコンサートと3枚のアルバムを経て、Magonはソロ活動を開始し、2019年にDecember Square / T.Rex Recordingsから、自身の名前での初のレコード ‘Out In The Dark’ をリリースします。この最初のレコードは、ソングライターのDNAを明らかにしています。

ピクシーズ、ディラン、ボウイ、そして、クールさのすべてを理解していたバンド、ベルベット・アンダーグラウンドの永遠の影響を受けています。2021年初頭、マゴンはセカンド・アルバム ‘Hour After Hour’ でカムバックしました。このアルバムでは、実験的なアーバン・ロックの手法に磨きをかけ、ガールフレンドのために書いた甘いポップ・バラードや、リフが以前よりも歪んで賑やかになったシャープなトラックなど、新たな面を見せてくれました。作曲家としてだけではなく、ミックスやマスタリングも自分で行い、彼のビジョンがプロジェクト全体を包み込んでいます。このライブバンドは、フェルディナン・ド・フルヌー、イングリッド・ド・サミティエ、ギョーム・バグノットという3人のミュージシャンを中心に構成されており、このセカンドアルバムの楽曲に徐々に独自のタッチを加えています。

Magonの3枚目のアルバム ‘In The Blue’ にたどり着きました。このタイトルは、イヌイットのアーティスト Ningiukulu Teeveeの作品によって描かれた、このアルバムのカラフルで多彩な世界への神秘的な旅を予告するものです。このアルバムは特に彼女の思い入れが強く、第一子となるジャッキーという女の子の誕生を機に作曲されたこのアルバムは、これまでのアルバムとはトーンが変わっています。テンポが遅くなり、ポップな曲が多くなります。マゴンのボーカルは、ルー・リードのようなリラックスしたスタイルを損なうことなく、より主張の強いものになっています(この点については後述します)。”The Willow” や “In The Blue” のように、ここで出てくるイメージは生き生きとしていて突き刺さるものがあります。歌詞の中には自然が登場し、森や海、太陽の色が、10曲を聴いている間に徐々にリスナーの想像力をかきたてていきます。