lowheaven – collapse EP

ARTIST :
TITLE : collapse EP
LABEL :
RELEASE : 8/25/2023
GENRE : ,
LOCATION : Toronto, Ontario

TRACKLISTING :
1.cancer sleep
2.retreated prime
3.buried in
4.of us away

COVID-19パンデミックと自宅待機命令の暗雲の下、2020年春に結成されたのサウンドは、ポストハードコア、スクリーモ、黒焦げノイズ、メタルの間で揺れ動く。トロントのバンドは、Dan Thomson(ヴォーカル/ギター)、Mikey Buchta(ヴォーカル/ベース)、Alex Pley(ギター/キー)で構成されている。カナダのポスト・ハードコア・バンド、Sparrowsの元メンバーであるトムソンは、率直にこう語る。’collapse’ は、アグレッシブなスクリームと不吉なメタル・ギター・ワークという常に変化するスタイルを通して、不安と痛みの感覚を探求している。

サウンド面では、ローヘヴンの位置づけは難しい。ConvergeやIsisのようなバンドからも、Deftonesのようなバンドからも多くの影響を受けている。後者同様、ローヘヴンはヘヴィなイメージに縛られることを拒否し、リリースのたびにジャンルやダイナミクスを試すことを好む。実際、ベーシストのMikey Buchtaは以前、このグループを “もしRadioheadがブラックメタルと花畑を同居させていたら “と表現していた。

レコーディング中、スタジオでデヴィッド・クローネンバーグの映画を繰り返し観ていたというバンドは、EPに不気味さを投げかけている。それは “buried in”のアウトロで最もよく聴くことができる。「エルム街の悪夢』や『ツイン・ピークス』のような映画のサウンドトラックを思わせるオクターヴ・ラン: ファイヤー・ウォーク・ウィズ・ミー この苦悩は他の曲にも重くのしかかり、最終曲の “of us away”では、トムソンの苦しげな叫び声と咆哮するブラックメタル・ヴォーカルが絡み合う。

‘collapse’ は、メロディックなポストハードコア・トラックがスクリーモへと飛躍するローヘヴンの幅の広さを示している。このEPは、最もヘヴィな2曲で始まり、”retreated prime “と “buried in “で耳に残るヴォーカルとオーバードライブ・ギターから解放される。これらのソフトな曲では、ローヘヴンはナルシシズム、宗教、自己治療について考察している。ヘヴィなトラックでは、ローヘヴンのブルータルな力を味わうことができる。真のレコードEPのように、それぞれの面がローヘヴンの正体を示している。