Lathe of Heaven – Bound By Naked Skies

ARTIST :
TITLE : Bound By Naked Skies
LABEL :
RELEASE : 9/1/2023
GENRE : , ,
LOCATION : Brooklyn, New York

TRACKLISTING :
1.At Moment’s Edge
2.Ekpyrosis
3.Genome
4.Ilusión de Luces (Cold’s Embrace)
5.Inhertia
6.Moon-Driven Sea
7.The Breaking Strain
8.The Spider
9.Entropy
10.The Faithful Image
11.Heralds Of The Circuit-Born

ニューヨークを拠点に活動するバンドは、絶え間ないライブ・パフォーマンスと、2度プレスされた(その後完売した)セルフタイトルのデモ・アルバムで、現在アメリカのアンダーグラウンドに拡散しているハードコア・パンクとシンセ主導のポップ・リバイバルの奔流の中で、自分たちが強力でまとまりのある要素であることを証明してきた。

2021年に結成されたこのバンドには、Pawns、People’s Temple、Porvenir Oscuro、Android、Hustlerなど、ブルックリンを拠点とする注目すべきプロジェクトのメンバーが参加している。

このように、過去から現在に至るまで、様々なジャンルとスキルを持つ音楽家が在籍しているが、Lathe of Heavenはそのような影響から逸脱し、独自のサウンドを追求しているとしか思えない。
それから約2年後、Lathe of Heaven Areはついにデビュー作 ‘Bound by Naked Skies’ を発表する。この11曲のトラックは、入念な検討の結果、ブリティッシュ・ニューウェーブとフィンランドのポスト・パンクの要素をブレンドし、80年代のサウンド・マニアをニュアンス豊かに並置している。古典と現代のサイエンス・フィクションをテーマにした ‘Bound by Naked Skies’ は、そのユニークで熟慮されたサウンドを生み出している音楽と同様に、文学的な影響にも大きく負っている。作家アーサー・C・クラーク、オクタヴィア・バトラー、ケン・リュー、そしてもちろんアーシュラ・ル・グィン(バンド名の由来となった小説の作者)の不気味な世界に強力なオマージュを捧げ、宇宙論(”Ekpyrosis”)、シミュレーション(”Her-alds of the Circuit-Born”)、精神病(”Moon-Driven Sea”)、存在論(”Entropy”、”The Spider” など)といったテーマを暗黙のうちに織り込んでいる。 など)は、このアルバムのアーチを暗黙のうちに織りなし、人類の恐るべき、そしてそう遠くない未来の曖昧な性質に悩まされる人々の心を洞察する感覚を与えてくれる。