Kennebec – Without Star or Compass

ARTIST : Kennebec
TITLE : Without Star or Compass
LABEL : Night Times Stories
RELEASE : 10/7/2022
GENRE : cinematic, jazz, hiphop
LOCATION : Portland, Oregon

TRACKLISTING :
1.Castalay’s Fountain
2.Leaving The Canyons (feat. Samuel T. Herring)
3.Northern Flight
4.Tall Tales (feat Hemlock Ernst and Sudan Archives)
5.The Great Divide (feat. Yazz Ahmed)
6.Friendship Song
7.Emoyeni (feat. Kalaido)
8.Dance Towards West
9.Calyptra
10.Open Air (feat. Samuel T. Herring)
11.Without Star or Compass

は、オレゴン州ポートランド在住の作曲家、プロデューサー、マルチインストゥルメンタリストであるEric Phillipsの絶賛された音楽作品である。様々な影響を受けて独自のスタイルのシネマティック・エレクトロニック・ミュージックを生み出し、LateNightTalesの姉妹レーベルNight Times Storiesから2枚目のアルバム ‘Without Star or Compass’ をリリースする予定です。

2020年初頭のパンデミックの始まりにデビュー・アルバム ‘Departure’ をリリースした ‘Without Star or Compass’ は、フィリップスの人生の中で、自分のモチベーションを再検討することができた局面で書かれ、レコーディングされたものである。「このレコードの第一の影響は、’Departure’ 以上に、自分のためではなく、友人や他の人のためにこのレコードを書きたかったということだ。それは成熟の産物でもあるかもしれないけど、音楽が他の人にもっと明確に伝わるようにしたかったし、自分自身のためのある種のエクササイズではなくなりたかったんだ」

Future IslandsのフロントマンSamuel T. Herringの個性的なボーカルをフィーチャーした “Leaving The Canyons” の繊細なエレクトロニカ、Samuel T. Herringのラップ名義であるHemlock ErnstとUSシンガーSudan Archivesが参加した “Tall Tales” の広がるエレクトロニック・ビート、Yazz Ahmedのホーンによる “The Great Divide” の無理なく刻むリズム、フィリップスが目指したのはより直接的で疎なアレンジと明確なメロディのアルバムだったが、デビュー当時の多彩かつ創造的な性質を維持していた。「もし僕が作家だったら、僕の言葉は設定だけで、物語はほとんどないだろうね。場所と動きと旅と環境の感覚を呼び起こそうと本当に努力しているんだけど、物語の事実は曖昧なままなんだ」

ヘリングとの仕事についてフィリップスは、「私たちのスタイルはお互いによく共鳴し、自然に意気投合したと思う。リモートで何度かアイデアをやり取りした後、彼がポートランドに飛んできて、3日間ですべてのボーカルを一緒に録音したんだ。とても楽しくて、刺激的で、彼の技術に対する感謝の気持ちが深まりました。彼はとてもいい人だし、天才だと思う。サムの歌詞は、僕が求めている自然界のマジックやフォークロアの感覚と、彼自身の物語性のバランスが絶妙なんだ。彼は、僕の長所(と短所)を引き立てるような形で歌詞のコンセプトを構築するのが本当にすごいんだ」

‘Without Star or Compass’ を通して、フィリップスは見事に場所と動きを映画のように喚起する感覚を作り出しているが、これは彼がこのアルバムに多大な影響を与えたサウンドトラック音楽への愛によるものでもある。”Castalay’s Fountain” は「Zelda」、「Chrono Trigger」、「Final Fantasy」などのクラシックなJRPG音楽からインスピレーションを得ており、インストゥルメンタル曲 “Friendship song”、”The Great Divide”、”Calyptra” は映画的壮大さに富んでいる。

フィリップスはプロジェクト以外にも、数多くの長編映画、ドキュメンタリー、ポッドキャスト、ゲームの音楽を作曲している。2020年、フィリップスはMark Orton(Tin Hat Trio)とJohn Hancockと共に、ニューヨークタイムズ紙のジャーナリストPatrick Radden Keefeが作成し、Spotifyが制作したPodcast「Wind of Change」のサウンドトラックを共同作曲し、Luke Wilson, Robert Duvall, Martin Sheen主演の長編映画「12 Mighty Orphans」でモスクワボウタイ楽団を記録、ノースフォークスタジオのドキュメンタリー「Chhalis」の音楽を担当する。 A Watershed Moment’を制作した。