Jenny Berkel – These are the Sounds Left From Leaving

ARTIST : Jenny Berkel
TITLE : These are the Sounds Left From Leaving
LABEL : Outside Music
RELEASE : 4/8/2022
GENRE : folk, indiefolk, artpop, ssw
LOCATION : Canada

TRACKLISTING :
1.Just Like a River
2.Kaleidoscope
3.Watch You Fade
4.July
5.Lavender City
6.Under a Sky
7.You Think You’re Like the Rain
8.Invisible You
9.Song of Yourself
10.Here Comes the Morning

詩人でありソングライターでもある (ジェニー・ベルケル)は、ニューアルバム ‘These Are the Sounds Left from Leaving’ について、「このアルバムは小さなアパートで、すべてが大きく、圧倒されるように感じた時期に書きました」と語っています。彼女が住んでいたのは、明るい光が差し込むブラウンストーンの一軒家で、お風呂の蛇口から水漏れがする音が常に聞こえるような環境でした。当時は、ツアーや賑やかな都市生活から自然に離れ、ジェニーは自ら静寂の空間に身を置くことになったのです。

このアルバムについてジェニーは、「曲そのものが、小さなスペースに大きな恐怖をもたらす、近さの研究なの。彼らは、しばしば圧倒される世界の親密な検査です」

このアルバムには、高い評価を得ているフォークデュオの Kacy & Claytonが参加し、ストリングスのアレンジは Colin Nealis (Andy Shauf)が担当。このレコードは、ジェニーが Dan Edmondsと Ryan Boldt (The Deep Dark Woods)と共に共同プロデュースした。

暖かく、暗く、狂気の刺を持つソフトな ‘These Are the Sounds Left from Leaving’ は、細部まで豊かに咲き誇るスペアソングの凝集したコレクションである。

ジェニーの詩を読んでも、彼女の歌を聴いても、特定の瞬間に、まるで一個の鋳造石に向かって波紋を広げる同心円の波のように、遠大な懸念の層を描き出すのを体験することでしょう。’These Are the Sounds Left from Leaving’ は、多面的な音楽性の複雑さの上にパワフルな物語を乗せた、喚起的な活動を行うユニークなストーリーテリング・アーティストの視点を紹介している。詩の世界に浸るソングライター、音楽の世界に浸る詩人。彼女の作品は、あらゆる形で、親しみやすい内省の世界へと誘い、その中では不在さえも鮮やかに記憶に残る詩として彫り上げることができる。