Hakushi Hasegawa – Mah​ō​gakkō

ARTIST :
TITLE : Mah​ō​gakkō
LABEL :
RELEASE : 7/24/2024
GENRE : , ,
LOCATION : Japan

TRACKLISTING :
1.Departed
2.Gone
3.Mouth Flash (Kuchinohanabi)
4.Repeal (Tekkai)
5.The Blossom and the Thunder
6.KYŌFUNOHOSHI
7.NENNEKOKOROMI
8.Forbidden Thing (Kimmotsu)
9.Mahōinter (v2)
10.Boy’s Texture
11.Enbami
12.Outside (Soto)

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日本のミュージシャン、/長谷川白紙が、LAを拠点とする Recordsから7月24日にリリースされるニューアルバム『魔法学校』を発表しました。長谷川はこの発表の一環として、昨年の「口火」に続くアルバム2枚目のシングルとなる「Boy’s Texture」のビデオも公開。このニュースは、長谷川がファンに初めて顔を見せるという壮大なジェスチャーとともに届き、つかみどころのない、魅力的なアーティストの新たな一面を披露するもの。

春爛漫のエネルギーで疾走する「Boy’s Texture」。温かみのあるゆったりとしたギターがこの曲の中心を形成し、スキッターのようなシンセ、パウンドするドラム、コーラスの声がその周りを渦巻く中、一本の線が貫かれています。ガウスペル(Brandon Saunders)が監督したビデオは、野生の中で自分の欠けた部分を見つけたいという願望を探求したもの。「ほとんどの人は、この啓示によって自分の存在が完成し、自分を構成する壊れたピースが最後のパズルのピースを見つけるという先入観を持っています。「しかし、そのような壮大な啓示はなく、ただ自分を見つめ直すだけなのです。

「マジック・スクール」と訳される『魔法学校』もまた、混沌とした活気に満ちた世界に身を任せることで、その意味を理解しようとするもの。ポップとパンデモニウムのバランスが取れたこのアルバムは、スピード・メタルのテンポと音量に合わせたパーカッションと、シマリスの甲高い声が対決する両極端な作品。ノイズとメロディー、キュートとアグレッシブ、アコースティックとエレクトロニック、これらすべてが長谷川が「説明比」と呼ぶプロセスの中で頭角を現しているのです。

長谷川は、「バランスは、おそらく私の作品の中で唯一、意図的であり、私にとって非常に重要なものです。私の曲の多くでは、個人的に “説明比 “と呼んでいる音階を使っています。これは洗練された音楽理論ではまったくなく、単に主観的な尺度で、私にとって説明可能な音と説明不可能な音のバランスを見て、それらが作品ごとに設定した比率で配分されているかどうかを判断するものです」

『Mahōgakkō』では、ジャングルやブレイクコアといったハイパースピードなサウンドを、タンザニアのシンゲリからインスパイアされた、より激しさを増したサウンドに置き換えることで、自分たちの限界に挑戦しています。そして、あなたの五感が過負荷になりかけた時、Hakushiはあなたに甘い休息をプレゼントします。

印象的なのは、この大混乱の眼差しは長谷川のみを中心に回っており、彼は彼らのビジョンを盛り上げるために数人の選ばれたコラボレーターだけを起用していること。リード・シングルの「口火」を聴いた人は、長谷川の甲高い歌声に重なるように、ベーシストのサム・ウィルクスがトラックに深みを加えているのを思い出すはず。ラッパーKID FRESINOをフィーチャリング・ヴォーカルに迎えた “Gone”。ニューヨークを拠点に活動するジャズ・コンポーザー、ミホ・ハザマは、マサゴヨウチ、コニシリョウ、ババトモアキ(J-SQUAD)のホーンやサックスを従え、「KYŌFUNOHOSHI」で独自のコントロールを披露。

邦楽のみならず、世界の音楽カルチャーの境界を切り開く、一世一代のアーティストのサウンドであることは間違いなく、長谷川博己はまだ始まったばかり。