ARTIST : Gus Englehorn
TITLE : Dungeon Master
LABEL : Secret City Records
RELEASE : 4/29/2022
GENRE : indierock, ssw
LOCATION : Montreal, Québec
TRACKLISTING :
1.The Gate
2.Ups and Downs
3.Exercise Your Demons
4.Sunset Strip
5.Oh Well Unwell
6.Tarantula
7.Lips
8.Run Rabbit Run
9.Terrible Horse
10.The Flea
Secret City Recordsのデビュー作である ‘Dungeon Master’ は、ダダの精神がきらめくアウトサイダー作品。シンセとストリングスで構成された、驚きと偏執に満ちた ‘Dungeon Master’ は、地下室よりも深く、クラブよりも鈍く、ようやくたどり着いたアーティストへの戦慄の序章といえるでしょう。「この10曲を聴くと、2本足の白昼夢を見る犬のように、網を持った漁師のように、パウダーを口に含んだスノーボーダーのように、思わず腰を下ろしてしまうことだろう」
森の中の小屋でレコードを作る前、彼はユタ州ソルトレイクシティに住んでいた。そこでケベック出身の女性、Estée Preda(エステ・プレダ)という女の子に一目惚れし、彼女はサルビアでモー・タッカーのようにドラムを叩くのである。当時、ガスはプロのスノーボーダーだった。奇妙で世界的な才能の持ち主として世界中を飛び回り、ビデオでキック・フリップをしたり、シュレッドをしたり、企業がスポンサーになっているサングラスでポーズをとったりしていた。それ以前は、ハワイの溶岩地帯で家族と暮らしていた。その前はアラスカのニニルチクという集落で、両親はサーモンを釣り、彼と兄弟はムースやピザを食べ、任天堂で遊び、魔法使いのふりをした。
ビッグ・アイランドの夕日からユタの雪のゲレンデまで、ガスの人生のほとんどすべてにおいて、彼はソングライターになることを夢見ていた。ディランになれないなら、Daniel Johnstonか、Frank Blackと The Pixies、あるいは Darby Crash and The Germsになろうというのだ。そして、2020年の ‘Death & Transfiguration’、そして今回34歳の彼がレーベル・デビューを果たしたとき、彼はダークで愉快、楽しくて頭が悪い、ダイナミクスとヒステリックなギターの音が詰まったサウンドを発見したのである。