Gregor – Satanic Lullabies

メルボルンのポップ・エキセントリック、Gregorが4枚目のアルバム『Satanic Lullabies』をリリース。

2016年のファースト・アルバム『Thoughts & Faults』から数年、グレゴールの音楽は徐々に奇妙になり、より挑戦的で、よりやりがいのあるものになってきました。感動的なシングル『A Song About Holding Hands』を収録した『Silver Drop』（2018年）の広々とした辛辣なポップに続き、グレゴールの探究心旺盛なポップに歪んだフィルターを通した『Destiny』（2020年）が登場。
今作『Satanic Lullabies』は、目を見開いた無邪気さと深い絶望の両極端。音楽的な美しさが際立つ瞬間もあれば、辛辣で荒涼としたサウンドスケープに移行する瞬間もあります。「天国と地獄の共通点に注意を向けさせ、それを認識する人を慰めようと思っています」とGregor。
Satanic Lullabies』は現代の叙事詩であり、MAGA以前のカニエがディズニーのサウンドトラックを作ったかのようなベッドルーム・オデッセイ。

Gregorのライヴ・ショーはソロから10人編成のバンドまで幅広く、Golden Plains、Dark Mofo、Inner Varnika、Boogie、The Others Way（NZ）などのフェスティバルに出演。2019年ミュージック・ビクトリア・アワードの最優秀アルバム賞と最優秀ソロ・アーティスト賞、2021年の最優秀ポップ・アクト賞にノミネート。