Genital Shame – Chronic Illness Wish

ARTIST :
TITLE : Chronic Illness Wish
LABEL :
RELEASE : 2/23/2024
GENRE : ,
LOCATION : Pittsburgh, Pennsylvania

TRACKLISTING :
1.Become Someone Specific
2.Schooled In Every Grace
3.Chronic Illness Wish
4.Hermaphroditic Image
5.Taste Rot
6.I Met Kerri Colby

生命力に満ち溢れた『Chronic Illness Wish』は、まるで勝利を祝うかのよう。片方の手はブラックメタルのルーツを深く掘り下げ、もう片方の手は空に向かって伸ばし、歓喜に満ちた主権を示す

このデビューLPほど、彼女の特異なビジョンが明らかになったことはないでしょう。Chronic Illness Wish』は、Genital ShameとしてGarroteからリリースした2枚のEP(うち1枚は@bandcampで “Album of the Day “を獲得)を完売させたエリン・ドーソンが磨いたユニークなボキャブラリーの上に構築されています。彼女の音楽活動は、かつてないほどダイナミック。ファースト・シングル『Schooled in Every Grace』のように、常に音の山を築き、それをひっくり返すドーソンは休むことがない。

このアルバムの曲は、ブラック・メタルではあまり見られないメジャー・キーのハーモニーと音色で彩られ、容赦なくリッピング。トランス・ウーマン・ブラック・メタル(TWBM、ドーソンが生意気にも作った造語)は、ジャンルの慣習にとらわれない音質で、あらゆる境界線の外を描いています。

「ドーソンのボキャブラリーは彼女独自のもの。唯一の作曲家、プロデューサー、パフォーマーとして活動するドーソンは、ギターやシンバルの質感を弄び、歪んだ半音同士がぶつかり合う不協和音の曖昧な疼きからメロディーを作り出し……。エリン・ドーソンは、血なまぐさいと同時に鮮やかな色彩を放つ、入念に作り上げられた激情とカタルシスを前面に押し出しており、その名の背後にある重苦しい歴史の勝利の逆転劇。” – リア・レヴィンソン、Bandcampの “今日のアルバム “より