Free Time – Jangle Jargon

ARTIST : Free Time
TITLE : Jangle Jargon
LABEL : bedroom suck records
RELEASE : 9/30/2022
GENRE : indiepop, indierock
LOCATION : New York, New York

TRACKLISTING :
1.Never Your Turn
2.Beak in a Cup
3.Half Measures
4.The Terrace
5.Long Centuries
6.That’s Rare
7.Jangle Jargon
8.Disciplines and Mastery
9.Turn it Over
10.Lost World

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2016年のアルバム ‘In Search of…’ のリリースから6年、元Panel of Judgesのフロントマンでメルボルン経由ニューヨークの名手Dion Naniaが、フリータイムの8年ぶり3枚目のスタジオ・アルバム ‘Jangle Jargon’ で帰ってきた。

このアルバムは主に2部構成で、2017年にクイーンズのリッジウッドから始まり、エンジニアにJarvis Taveniere (Purple Mountains, The Avalanches, Molly Burch) 、ゲストにMartin FrawleyとAmy Franz (Twerps, Super Wild Horses)、ナニアの自宅のオーストラリア、メルボルンから録音したものだ。

学業に専念していた静養期間を経て、現在ブルックリンのウィリアムズバーグに住むナニアは、2021年に新曲のバッグとレギュラー・コラボレーターのジョナ・マウラーとマイク・ミムーンと共にこのオリジナルのセッションに戻ってきた。パンデミック中にマウラーと新曲のデモをしばらく行った後、ナニアはエンジニアのJohn Epperly (Veldt, Daddy Long Legs, Baby Shakes)とアパートを共有していることを発見し、そのまま彼らは新曲のトラッキングと2017年のセッションのミックスの時間を確保した。アルバムのトラッキング・セッションが始まる予定だった日にミムーンの新生児ノアムが到着するなど、いくつかの障害があったが、バンドは最終的に自分たちのレコードを手に入れたのである。

ジーロングとメルボルンのパンクやアンダーグラウンド・シーンで育ったナニアは、幼少期から独学で学んでいた。興味深いことに、アメリカに渡ったことがきっかけで音楽理論に目覚め、新しいコラボレーションをするために新しいスキルを身につけるようになったのである。「10年ほど前、初めてニューヨークに来たとき、Craig Dermodyのバンド(Scott & Charlene’s Wedding)で演奏し始めたんだ。Underwater Peoplesというレーベルのショーケースに行くことにしたんだけど、彼らはすでにTwerpsを出していたから知っていたんだ。そこで、結局何年ものレーベルになっている彼らに会って、UPのMike Mimounがドラムで(Scott & Charlene’s Wedding)に参加したので、彼と知り合いになったんだ。その翌年にはTwerpsのツアーでベースを担当し、その中でReal Estateで一緒にツアーしていたJonah Maurerと知り合いになりました。そしたらUnderwater Peoplesからレコードを作らないかと誘われたんだ」

バンドは何年も続き、ディオンはアメリカとオーストラリアを行き来しながら、太平洋の両側のミュージシャンとコラボレートしていた。8年の歳月を経て完成した ‘Jangle Jargon’ は、政治色の濃いものから、楽観的なアップビート、そして悲痛なまでのジャングル・ジャーゴンが散りばめられた10曲からなる。