Emma Anderson – Pearlies

ARTIST :
TITLE : Pearlies
LABEL :
RELEASE : 10/20/2023
GENRE : , ,
LOCATION : Hastings, UK

TRACKLISTING :
1.I Was Miles Away
2.Bend The Round
3.Inter Light
4.Taste The Air
5.Xanthe
6.The Presence
7.Willow And Mallow
8.Tonight Is Mine
9.For A Moment
10.Clusters

Lushの共同結成メンバーであるが、ソロ・デビュー・アルバム ‘Pearlies’ を2023年10月20日にリリースする。

シューゲイザーとブリットポップを包含する時代から現れた、最も過小評価されているイギリス人ソングライターの一人である彼女は、プロデューサーのJames Chapman(別名Maps)とタッグを組み、エネルギッシュなエレクトロニック・ポップにサイケやフォークのテクスチャーを組み合わせ、恐怖に立ち向かうこと、自立を受け入れること、人生を前進させることなどをテーマにした歌詞を収録している。

2016年のLushの再結成が突然終了した後、エマが幻滅を感じたことから始まったこの作品は、(Heba Kadryのマスタリング・スキルに助けられ)そのやや長引いた制作期間を感じさせないほど、焼けただれたような美しさで完全な形で完成した。

もともとバンドのために作られた曲や音楽の断片が残されたまま、彼女はチェリスト兼ストリングス・アレンジャーのAudrey Riley(オードリー・ライリー)と元コクトー・ツインズのRobin Guthrie(ロビン・ガスリー)と仕事を始めた。コヴィッドは一時的に活動を停止させたが、決断は下していた。

2022年の初めにが彼女をJames Chapmanに紹介すると、「Pearlies」はすぐに形になり、エマの驚くべき特異なソングライティングとJamesのエレクトロニック・プロダクションの才能が完璧にミックスされた傑作へと開花した。さらに、4曲はSuedeのRichard Oakesによるギター・マジックが加わっている。

完成したアルバムは、どういうわけか独自の物語を書き上げた。彼女自身が認めているように、エマは言葉を書いては「何が出てくるか見る」傾向があるが、’Pearlies’ は、オープニングの “I Was Miles Away” が問いかけているように、一人でやっていく決意を語っているようだ: 「自分ひとりでやっていけるかどうか」。

アルバムの残りの部分は、予想外にファンキーなファースト・シングル “Bend The Round” から、フォーキーなフィンガー・ピッキング、映画のテーマの引用、ゴールド・フラップやメロディーズ・エコー・チェンバーを彷彿とさせるサイケ寄りのエレクトロニック・ポップまで、あらゆるものを取り込みながら、その答えを教えてくれる。

そして今、パーティーは終わり、音楽は最後にある」というセリフで始まる、Stereolab風の見事なグルーヴで締めくくられる「Clusters」。ありがたいことに、それは事実ではない。この素晴らしいアルバムは、エマの待望のソロの旅の始まりに過ぎない。