ARTIST : Embla and the Karidotters
TITLE : Hello, I’m Embla
LABEL : Die With Your Boots On Records
RELEASE : 8/26/2022
GENRE : altcountry, folk, americana
LOCATION : Bergen, Norway
TRACKLISTING :
1.Wolf Totem
2.Home
3.Sunday Kind of Love
4.Why Fall Asleep, When You Can Fall in Love?
5.Wild Hearts
6.Moonshine
7.You Don’t Deserve Me
8.You Were Wrong
ブレイクアウトかブレイクスルーか? Embla and the Karidottersのデビューアルバムでは、前者が大きなテーマとなっており、後者は彼らがこれからやろうとしていることでもある。’Hello, I’m Embla’ というタイトルが付けられたこのアルバムは、元Razikaのドラマーであったエムブラにとって、国を超えたミッション・ステートメントとなった。「私はここにいて、これが私のすべてなのです」 ドリー・パートンを連想させるアルバム・タイトルは、生意気だと思われるかもしれないが、それよりもカリドッターが自分の声と自信を見つけたということなのだ。
2021年、Embla and the KaridottersのファーストEPのリリースに始まり、Emblaは故郷のベルゲンを捨て、旅に出るようになった。彼女は犬、ギター、ペン&パッドをRV車に詰め込み、ボーイフレンドと一緒に国内を旅した。EP ‘Howling’ はKaridottersの母国ノルウェーで賞賛され、国際的にも注目されるようになった。
‘Hello, I’m Embla’ は、旅先で書かれたもので、テーマとしては、帰属、アイデンティティ、愛、自己価値の探求を中心に展開されます。Charlie Rich、Midland、The Chicks、そして前述の女王Dolly Partonにインスパイアされたこのアルバムは、1st EPから大きな発展を遂げたことが伺える。’Howling’ がよりノワールでシネマティックだったのに対し、この新作はより騒がしく、より楽しく、ホンキートンクの伝統に根差したものとなっている。スーパースター・プロデューサー、Matias Tellez(赤い服の女の子)がミュージシャンの能力を最大限に引き出し、バンドがスタジオで楽しんでいることがよくわかる。
ノルウェーのインディーズ・レジェンド、Razikaのドラマーとして10年以上活躍したエンブラは、カントリーへの生涯の情熱を追求するため、自分のバンド、カリドッターズを結成した。ノルウェーの音楽シーンからオールスターキャストとして読み解くと、彼らは次のようになる。ベースはMarie Moe(Razika、Slomosa)、ギターはTor-Arne Vikingstad(Sløtface)、ラップスティールはSimen Følstad Nilsen(Aiming for Enrike)、ドラムはNils Jørgen Nilsen(Honningbarna、The Needs)です。