Eiki Nonaka – A​-​Key

1995年にSun & Moon RecordsからCDとしてリリースされた野中英紀のアルバム「A-Key」を発掘しました。このアルバムは、世界の民族音楽、ジャズの遊び心、革新的な電子音風景、スピリチュアル音楽の曲がりくねった音調をユニークに統合したものである。

1980年代初頭からの日本の高度な電化音楽文化を牽引してきたミュージシャンの唯一のソロアルバムである。また、細野晴臣のバンドfriends of earthのメンバーとして、ドラムマシン、ギター、シンセサイザー、マイクロフォンを担当し、1986年に細野晴臣のレーベルnon-standardからリリースされた実験的ポップエレクトロニックのセカンドアルバム『セックス、エネルギー、スター』で演奏、ボイス、チューニングを担当している。

1995年にリリースされた唯一のソロアルバム『A-Key』には、1995年までの彼の音楽的旅路のすべてが凝縮されており、彼のブログ www.viewz.jp によると、「それまでの私の音楽キャリアのすべてが、そのとき私の頭の中で鳴っていた音でデザインされている。極めて内省的だが、当時の様々な心象風景が今も新鮮に振動し、音響的に新しい。”と。