Dorothy Moskowitz – Rising to Eternity

シンガーソングライター、Dorothy Moskowitzが作詞作曲とプロデュースを手がけた「Rising to Eternity」をTompkins Squareがリリースします。このアルバムは、2023年4月にリリースされ高い評価を得た「Under An Endless Sky」に続くもの。

モスコヴィッツは、The United States of Americaのメンバーとしてあらゆる新境地を切り開いたアンダーグラウンド・カルチャーの象徴。カリスマ作曲家ジョセフ・バードに率いられたバンドは、1968年に単独名を冠したアルバムをColumbia Recordsからリリース。Diploや Mac Millerにサンプリングされ、幻のサイケデリック・クラシックとして広く認知されているこのアルバムは、年月を経て神話的な地位を確立。

“Rising To Eternity “は、2021年のクリスマスに打ち上げられるWEBB望遠鏡についての回想音楽。この望遠鏡は、これまで不可能だった初期宇宙のより詳細な探査を可能にします。このアルバムはそれを記念して2023年のクリスマスにリリースされる予定です。

望遠鏡をアルバムの題材にしようと思ったきっかけを尋ねると、ドロシーはこう答えました：

「ウェッブの打ち上げが、今世紀の “ムーンウォーク “のようなものだと感じたんです。最初はインストゥルメンタルのオマージュだったのですが、書けば書くほど自由なファンタジーが広がっていきました。光も水もなく出現する生命体を入れたり、ダークマターに生息する無名の次元を探ったり、創造と破壊の力の間のありそうもない対話を採譜したり。このような大きな出来事は、それを知れば人々のイマジネーションに火をつけると思うし、人々に知ってもらいたいのです」。

このアルバムは彼女にとって初のソロアルバムですが、作曲家のPeter Olof Franssonや作家のTim Lucas、Luca Chino Ferrariなど、最近コラボレーションしたアーティストの作品も収録されています。また、彼女の娘でヴォーカリストのMelissa Falarskiがいくつかの曲でバック・アップを務めているほか、サウンド・スカルプターのLarnie Foxによるトラックも収録。エレクトロニカのパスティーシュに、自らのピアノとヴィオラのライヴ録音を加え、NASAのアーカイヴ録音からドローン・ウォッシュを取り入れた作品。