Dizzy – Dizzy

ARTIST :
TITLE : Dizzy
LABEL :
RELEASE : 8/18/2023
GENRE : ,
LOCATION : Oshawa, Ontario

TRACKLISTING :
1.Birthmark
2.Close
3.Open Up Wide
4.Starlings
5.Knock The Wind
6.My Girl
7.Jaws
8.Salmon Season
9.Barking Dog
10.Cell Division
11.Stupid 4 U
12.Are You Sick Of Me Yet?

は、JUNO受賞&ノミネートされた ‘Baby Teeth’ と ‘The Sun and Her Scorch’ に続く、待望のセルフタイトル3作目をリリースしました。

Dizzyのセルフタイトルの新譜を構成する、光り輝く正直なオールタナティブ・ポップの曲には見事なシンプルさがあり、それはアルバム前のシングル “Barking Dog” のビデオに完璧に要約されている。クリエイティブ・ディレクターのライアンが、”自分の顔を3分間殴り続けたらどうだろう?” って言うんだ。

コンセプト的には『Fight Club』のワン・シーンを想起させるが、実際には『Possession』でイザベル・アジャーニが血とミルクの水たまりの中でアニメーションのように身悶えする姿に近い。このビデオは、ディジーを煽る様々な感情を捉えており、バンドのドリーム・ポップ的なインストゥルメンテーションとマンショウのクールなヴォーカルによって、しばしば熱狂的な感情(レコードのジャケットに取り憑いている歌舞伎の面の背後に隠れている)に溶け込む。このアルバムの歌詞は、失恋やその他の孤独を訴えるのと同じくらい頻繁に、主にプラトニックな(あるいはイヌの)仲間との絆を称賛している。

そのすべてが、マンショーが適切に言うところの「真ん中がピンク色」であるという感覚を生み出している。それはしばしばバランスを取るのに骨の折れる行為だが、このレコードが思い出させてくれるように、そうした感情に身を傾けることは常に報われる。「10/10」とマンショウは言う。「もう一度自分の顔を殴りたい」