Cody Yantis – Physical Silence

ARTIST : Cody Yantis
TITLE : Physical Silence
LABEL : Round Bale Recordings
RELEASE : 10/8/2021
GENRE : ambient, experimental
LOCATION :

TRACKLISTING :
1.I Made Of Myself Both Echo and Abyss
2.Impotent Rebellion
3.Life, Then, Favors the Undefined
4.As If the Universe Were Simply a Mistake
5.Pure Direct Memory
6.Movement in the Half-Light
7.Invisible Damage
8.Bruised Waters
9.A Crass and Grievous Error
10.Distinction of Spirit
11.Distant Ellipses
12.Merely a Matter of Changing
13.I Became Many
14.There Survives Obscurely
15.It Suffers Rhythmically
16.Cold Novelty
17.An Archaeology of the Present

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デンバーを拠点とするアーティスト、Cody Yantis(コディ・ヤンティス)の説明によると、’Physical Silence’ は、20年以上前に音楽のレコーディングを始めたときに、ずっと作りたいと思っていたソロアルバムなのだそうです。その間、特にこの10年間、ヤンティスは、Full Spectrum、Patient Sounds、Flaming Pines、Digitalis Ltd.といった著名なアーティストが運営するレーベルからリリースされた様々なソロやコラボレーションのプロジェクトで技術を磨いてきました。また、Tilthというグループでの活動も注目に値します。Tilthは、レーベル Recordingsが2015年に設立されるきっかけとなったグループで、アルバム ‘Country Music’ はレーベルの第一弾としてリリースされました。

ヤンティスは、様々な音楽活動やその他の芸術活動を通じて、彼が最もよく知られている共鳴するエレクトリック・ギター・ワークにとどまらず、楽器の能力やパレットを広げ、作曲家としてのスキルをさらに磨いてきました。’Physical Silence’ は、簡潔でありながらも美しく喚起的なインストゥルメンタル・ミニマリズムに満ちたアルバムであり、間違いなくヤンティスのこれまでのソロ・リリースの中で最も完成度の高いものとなっています。’Physical Silence’ のサウンドとアレンジは、Loren Mazzacane Connorsや Steven R. Smithといったアーティストの作品や、Francis Plagneの最近の作品の中でも特に瞑想的な雰囲気を持つ作品と並んでも違和感がありません。

アルバムノートでヤンティスは、’Physical Silence’ に収録されている作品の短さは、レコーディング中の彼の音楽活動に影響を与えた2つの重要な要素によるものだと述べています。「アルバムタイトルと曲名は、フェルナンド・ペソア著、マーガレット・ジュル・コスタ訳の『不穏の書:完全版』の一節です。このテキストは、これらの作品の内容と短いフォーマットのインスピレーションにもなりました。これらの作品の多くは、彫刻家でありビジュアルアーティストであるチャールズ・パーソンからCovid-19ロックダウン(2020年~2021年)中に受け取った手書きのポストカードに対するサウンドの応答として最初に形作られまし」

ペソアが『不穏の書』に書いたように、ヤンティスは『フィジカル・サイレンス』で、詩的に内省的なアルバムを制作し、バラバラのメロディと音色のパーツが1つの詩的に豊かな全体を形成する作品となっている。