Celer – Cursory Asperses

ARTIST :
TITLE : Cursory Asperses
LABEL :
RELEASE : 3/1/2024
GENRE : ,
LOCATION : Tokyo, Japan

TRACKLISTING :
1.Natatorial Swings
2.The Languid Progency of Low-flying Birds
3.A Soupçon of Self-doubt in a Pannus Cloud
4.Superannuated Blinks of a Otherwise Forgotten Pond
5.The Peregrine Birders of Phantom Forests
6.Laggardly Filling in the Past
7.The Impotence of Decelerated Self-importance
8.Epigone Bygones

2007年と2008年に録音された『Cursory Asperses』は、様々な川、小川、湖、浜辺、プールなどの水の音をカセットテープに録音し、シンセサイザー、オルガン、チェロ、ピアノ、弓奏楽器などの楽器を直接テープに録音したものと組み合わせて制作されました。

これらを伝統的にミックスするのではなく、当時私たちが興味を持っていたのは
AudiosculptやSoundhackのようなMac OS Classicのフリーソフトを使っていました。
Soundhack。DAWを導入する前、VSTを導入する前は、ソフトウェアによる非リアルタイムのコンボリューション・プロセッシングを使っていました。
ソフトウエアを使った非リアルタイムのコンボリューション処理で、水の録音を楽器音のインパルスとして使っていました。楽器の音は
「楽器の音は、(前、中、または後に無音を加えることによって)レイヤー化され、視覚的に
水や波の動きをオーディオ的に解釈し、ゆっくりと進化、変化させることで、深く集中したリスニングの瞑想に。音が遠くの音に紛れ込み、何層にも重なった音が、意味のない単一の音と誤解されるような受動性とは対極にあります。

あるいは、水の流れ、川の流れ、きらめく海の波の音、私たちが認識しているすべての音と同じように無意味な音。音色は磨かれておらず、ぼんやりとした形のままで、高いノイズは深みに押し潰されています。うねりの奥、深みの下にあるのは、憧れ、あるいはその欠如。何年も前と何も変わらず、通り過ぎていくもの。