ARTIST : Bram De Looze
TITLE : Spotting Gateways
LABEL : Dox Records
RELEASE : 1/19/2024
GENRE : jazz, piano
LOCATION : Brussels, Belgium
TRACKLISTING :
1.Spotting Gateways
2.Back Roads Only
3.The Chair
4.Leaps on Drift Ice
5.Bow
6.What We Carry With Us
7.I Throw The Kitchen Sink At You
8.Keeping Up WIth Hank
Bram De Loozeの最新ソロアルバム『Spotting Gateways』は、音楽を創作する際の永遠の挑戦であり、個人的な目標である。
Bram De Loozeは、アルバムと創作プロセスについて次のように語っている: タイトルの『Spotting Gateways』は、レコーディング前の数ヶ月間の創作過程を指している。何日も音楽の素材を見つけることに時間を費やしていた。何も書き留めることなく、音が示唆するものを聴くだけだった。そうして、音楽を作るためのさまざまな種を集めていった。音楽の種を見つける過程は、とても貴重な瞬間だ。ほとんど毎回、潜在意識のおかげで驚きがある。とても病みつきになる。
自宅や他の場所でのこれらの録音はすべて、このアルバムを創る始まりだった。テンポやダイナミクスの変化、エネルギーの変化によって、私が見つけた特定のヴァイブを失うことがないように、わざとできる限り書き留めないようにした。音楽の特異性にとても敏感になっていたんだ。多くのミュージシャンが知っているように、演奏しながら本を読むと、演奏が大きく変わってしまう。
ほとんどの場合、私は「種」に対してあまり変更を加えないし、そこからさらに作曲することもない。その代わり、種を使って即興演奏をする。種は、しばらくの間、音楽の特定のゾーンに入るための入り口として機能する。
その場で形を決めることは頻繁に起こるが、テイクの方向性によっては、種が十分に強く明確であるからこそ可能なのだ。ある特定の場所に行くためには、その場所を通らなければならない。