ARTIST : Bill Fay
TITLE : Still Some Light: Part 1
LABEL : Dead Oceans
RELEASE : 1/14/2022
GENRE : folk, ssw
LOCATION : London, UK
TRACKLISTING :
1.Backwoods Maze
2.The Sun Is Bored
3.There’s A Price Upon My Head
4.Time Of The Last Persecution
5.Plan D
6.Sing Us One Of Your Songs, May
7.I Will Find My Own Way Back
8.Love Is The Tune
9.Laughing Man
10.Arnold Is A Simple Man
11.Just To Be A Part
12.Inside The Keeper’s Pantry
13.Pictures Of Adolf Again
14.Tell It Like It Is
15.Release Is In The Eye
16.Dust Filled Room
17.I Hear You Calling
Dead Oceansは、Bill Fayの ‘Still Some Light’ の再発を発表しました。このアルバムは、70年代のアルバム・デモと2009年のホーム・レコーディングで構成された2枚組のコンピレーション・アルバムです。’Still Some Light’ は2部構成で、レコード盤にプレスされ、初めてデジタル化されます。
また、Dead Oceansは、Bill Fayの名曲をさまざまなミュージシャンが解釈した4枚の7インチ・シングルのスペシャル・シリーズの計画を発表しました。最初の2枚(1枚目は Steve Gunnによる “Dust Filled Room” のカバー、2枚目は Kevin Morbyによる “I Hear You Calling” のバージョン)もリリースされます。
‘Still Some Light’ は、2010年に2枚組のCDとして発売されたコンパクトディスクです。’Still Some Light Pt.1′ は、1970年と1971年に録音されたフェイのアーカイヴ音源を、新しいアートワークで再構成し、初めてレコード化したものです。収録されている曲の多くは、フェイの画期的なセカンドアルバム ‘Time of the Last Persecution’ のために再レコーディングされた、親密なスケッチのようなものです。今回の発表は、2020年1月17日にリリースされた ‘Countless Branches’ に続くもので、フェイの7枚目のスタジオ・アルバムとして高い評価を得ています。
今回の ‘Still Some Light Part 1’ のリリースにあたり、ビル・フェイの長年のファンであり、コラボレーターでもある David Tibetは、次のような紹介文を寄せています。
「私が初めてビル・フェイを知ったのは2000年頃だったと思いますが、アーティストで多才なジム・オルークに、彼のことを聞いたことがあるかと聞かれました。世界中のほとんどの人がそうであるように、レア・レコードにこだわる人を除けば、私も知らないと答えた。ジムは、フェイと彼の作品についての魅力的なペアンの中でフェイの美徳を褒め称え、私はビルの作品を何も聴いていないのにすでに夢中になっていた。
ビルの1969年と1970年の非常に珍しいアルバムと、1967年の唯一のシングルを収録した ‘See For Miles’ というCDがあった。それを買って聴いてみると、”The Garden Song” が流れてきました。この最初の曲を聴いたとき、私は、自分がこれまでに聴いた中で最も偉大なシンガーソングライターであるアーティストを発見したと思いました。
だから、私はビル・フェイを探さなければならない。しかし、手がかりはほとんどなく、『最後の迫害の時』の表紙を見て、「どこかで宗教団体を率いているのではないか」、「完全に姿を消している」、「どこかでキリスト教の仙人になっているのではないか」といったコメントが一般的だった。様々なシンクロニシティを経て、私はビルを見つけることができ、今では四半世紀近くもの間、とても良い友人としてお付き合いをさせていただいていますので、ビルが非常にプライベートな人物であることをお伝えすることをお気になさらないでください。
ビル・フェイ・グループで一緒に働いていたビル・ストラットンとゲイリー・スミスに話を聞きました。このレコーディング・セッションは、最終的にアルバム’Tomorrow Tomorrow and Tomorrow’ となり、2005年に Durtro Jnanaレーベルから初めてCDとして発売されました。
ビルのことをよく知ることができて、私はとても光栄に思っています。ビルは、最も親切で、最も寛大で、最も協力的で、最も優しくて、最も才能のある男性です。これを読んでいる人は、彼の作品の深遠さとシンプルさ、そして強烈な感情の真実と誠実さをすでに知っていると思いますが、これらはすべてビル自身がその魂の中に持っているものです。今、皆さんにお届けしている ‘Still Some Light’ は、ビルと一緒に作った2枚目の作品で、ビル・フェイの宝箱の中から、喜びとリアリティに満ちた、虹のようにリアルな宝物を集めたものです」