Bear Bones, Lay Low – Ideas Flotantes

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TITLE : Ideas Flotantes
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RELEASE : 11/28/2023
GENRE :
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TRACKLISTING :
1.Cáscara Translúcida
2.Renacuajo
3.Reino Acuático
4.Historia Microscópica
5.Uzumakia
6.La Mano Morada
7.Sueño Reconstruido
8.Recuerdo Las Antenas

2016年の『Hacia la luz』以来となるからの3枚目のフルアルバム。Ideas Flotantesを構成する8つのトラックは、感覚的な物質がそれ自身を示唆し、光り輝く葉や動く石の下から顔を出し、耳介の生物圏の濁りと蛍光に燃え上がる、言いようのない妥当性の広がりを語っています。ソニック・エレメントがばらばらになり、互いにぶつかり合い、きらめくデトリタスのかけらを落としながら、かすかにメランコリックな半眠りへと消えていきます。Jean Jacques PerreyのPrélude au Sommeilが、熱帯の悪病の濃厚な甘さの中から現れるのを想像していただければ、おわかりいただけるでしょう。

Ideas Flotantesは、囚われの日々の絶頂期、そして象徴的なドロゲンハウス時代の最後の月に作曲されたもので、ここ数年が私たちの軌道に送り込んできたトライバル寄りのコズミック・サイケデリアとは対照的に、小康状態を保ち、探究心を掻き立てるものです。とはいえ、シンセの魅惑的な反芻と深いメロディックな直感が探求の道具となり、脈動が先細りになって未知の空虚へと向かうまで、心臓の鼓動のように躍動するレゾナンスへと道を譲るという、認識できる核は残っています。Renacuajoに潜む、半地球的でありながらシビリアン的な両生類の存在、Uzumakiaの螺旋が閉所恐怖症的な奮起のダンスで閉じたり開いたりすること、La mano moradaの修行僧が棲む不気味な寺院など。浮遊しているとはいえ、この荘厳な旅が呼び起こすアイデアは、求道者が常に求めるより大きな真理を指し示すもの。