Anika – Change

ARTIST : Anika
TITLE : Change
LABEL : Sacred Bones Records
RELEASE : 7/23/2021
GENRE : psychedelic, artrock, kraut
LOCATION : Berlin, Germany

TRACKLISTING :
1.Finger Pies
2.Critical
3.Change
4.Naysayer
5.Sand Witches
6.Never Coming Back
7.Rights
8.Freedom
9.Wait For Something

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ベルリンを拠点とするミュージシャン、Annika Henderson は、「美しくも激しい新作に影響を与えた状況について尋ねられると、芸術作品を作ろうとした人、あるいは単に最近の世界的な大流行を生き抜こうとした人なら誰でも知っているような一連の感情や予測不可能な状況を表現してます。」待望の新作アルバム ‘Change’ について、彼女は「時間の中の一瞬です」と語っています。カルト的人気を誇る2010年のソロアルバム ‘Anika’ から11年ぶりのリリースとなる今回、彼女は突然、多くのことを語る必要に迫られました。「今回のアルバムは、少し前から計画されていたものですが、その時の状況は、予想されていたものとはかなり違っていました。それがこのアルバムを大きく彩っている。歌詞はすべてその場で書いたものです。感情、不安、力強さ、そしてどうやってこれを続けられるのか?どうしたら続けられるんだろう?」

過去に BEAK> やメキシコシティの Exploded View などとコラボレートしてきましたが、 ‘Change’ は最終的に必要に迫られて制作されました。「最初のアイデアをベルリンの Klangbild スタジオで一人で録音した後、数ヶ月後に運良く、Exploded View の Martin Thulin がメキシコからやってきて、私と共同でアルバムをプロデュースし、生のドラムとベースを演奏してくれたのです」と Anika は振り返ります。「リアリティ・バイツとベルリンのインプレッション・レコーディングスとの間で、私たちはこのアルバムを完成させることができました。」

‘Change’ のDNAには、制作時の親密さと、世界的な不安感が焼き付けられているようです。9つのトラックで構成されるこのレコードの中心的な感覚は、警戒心の強い楽観主義からくるフラストレーションです。曲は、クラシックな Broadcast のレコードや ‘High Scores’ 時代の Boards of Canada を彷彿とさせる、スキッターのような渋い電子音を背景に、Anika の驚くべき声が奏でられています。Anika の声は、Nico のようであり、美しく清らかであり、このレコードの主題に関しては毅然としています。”Naysayer” や “Never Coming Back “などの曲は、Anika の説明によると、呼びかけであると同時に警告でもあります。

「”Never Coming Back” は、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』を読んで書いた曲です。私はベルリン郊外の旧東側の田園地帯に住んでいましたが、かつては鳥の数には事欠かない場所のようでした。今では鳥の数は大幅に減少したようですが、これは私たちが立ち止まって気づくことのない変化のひとつです。手遅れになるまで、当たり前のことだと思っている。これだけ騒がしいと、環境への配慮はすぐに後回しにされてしまう。欲しいものを今すぐ手に入れることができれば、未来を大切にしているかどうかなんて誰も気にしないのです。」

文字通り、世界中の誰もが物事の宇宙における自分の位置を確認し、再考し、再構築することを余儀なくされていた時期に録音された Anika は、外部の人間としての賢明な視点を提供しています。この視点は、英国出身で元政治ジャーナリストの Anika にとっても見逃せないものである。「”Sand Witches” はイギリスについての作品です。」と彼女は言います。「10年前にベルリンに引っ越したとき、イギリスのパスポートを手放しました。今、私は両方の国の外国人で、どちらにも属していません。時々、自分がどこから来たのかわからなくなることがあります。」

このような題材と制作の経緯にもかかわらず、’Change’ 自体は、最終的には楽観主義についての論説となっています。タイトル曲は、このアルバムのメッセージを端的に表しています。「私たちは変わることができると思います。私たちは皆、自分自身について、そしてお互いについて学ぶべきことがあるのです。」このように楽観的なノートでレコードを終えることは、’Change’ の最も革新的なジェスチャーの1つかもしれません。「このアルバムの脳に影響を与えたもう一冊の本は、ハンナ・アーレントの『悪の万能性』です」とアニカは説明します。「トランプ時代の文脈では、彼の失脚後に「悪」がどのように裁判にかけられたかが興味深かったです。悪が負けたとき、悪はどのように裁判にかけられるのか。悪の時に実際に悪の手を握っていた人たちが、裁判中に裁判官や陪審員の席に忍び込み、まるで自分は何の関与もしていないし、悪の乱暴な暴挙にも加担していないかのように、群衆と一緒にブーイングするのはどうなんだろう。悪に加担した社会全体を赦す方法として、すべての悪をその一個人に押し付けるのはどうなのでしょうか?悪を応援していた人でも、最終的には道を変えることができるという、人は変われるという希望を掲げること、それが「チェンジ」なのでしょう。」

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