Angel Hair – Insect Immortality

Angel Hairは1992年末にコロラド州ボルダーで結成： 「Angel Hairはコロラド出身の5人組で、その音楽は90年代初頭の混沌とした、独創的なサンディエゴのシーンと結びつくようになる。Heroin、Antioch Arrow、Swing Kids、Clikitat Ikatowi、Mohinderといったバンドが参考になるけれど、Angel Hairには、西海岸の同業者でさえもかなわない独特の激しさがあった」。何度もメンバーチェンジを繰り返した後、1994年初頭にラインナップが固まり、Titanic RecordsからBare Minimumとのスプリット7″EPをリリースし、西海岸をツアー。ギタリストのAndy Arahood（Red Sparowes）とJosh Hughes（The VSS, Pleasure Forever, Rabbits, SSOLD）、ベーシストのTodd Corbett（Stiffwhiff）, ドラマーのPaul Iannacito（Generalissimo）, そしてヴォーカリストのSonny Kay（The VSS, Year Future, Mind Rider）。そのツアー中、チュラビスタでマット・アンダーソンと4曲入りのGravity EPをレコーディング。その間に、The Fisticuffs BluffとのスプリットEPもUnleaded Recordsからリリース。94年秋、彼らは再びサンディエゴを訪れ、”Insect Mortality “12″をレコーディング。ドラマー、ポール・イアナシトはクリスマスに西海岸ツアーを行った後、突然引っ越してしまい、バンドは彼の代わりがいないと感じ、2年あまりで解散。この間、Monsula、Clikatat Ikatowi、Spitboy、Garden Variety、J Church、Bare Minimum、Antioch Arrow、Yah Mos、Fucking Angels、Vicious Ginksらとツアー。

バンドはこのリリースについて “‘Insect Immortality’は、私たちが過去にリリースしたほぼ全ての作品、確かに聴く価値のある全ての作品を組み合わせたものです。そのほとんどは、サンディエゴのGravityのMatt Andersonによって、様々なDIYスペースやセットアップでレコーディングされました。すぐにレコーディングされ、すぐにミックスされ、多くの場合、2ヵ月も経たないうちにツアーに出ることができました。私たちの人生の中で信じられないような時期でしたし、それらのレコーディングは、私たちが創作していたもののエネルギーと勢いを本当によく捉えています。しかし30年後、テクノロジーと共に私たちの耳と心が進化した後、ある時点で、私たちがリリースしたすべての音楽は、もっと良い音にできることが明らかになりました。マットの先見の明と勤勉さのおかげで、オリジナル・マスターを入手するのは難しいことではありませんでした。私たちは、マスタリング界の巨人であり、エンジェル・ヘアの最初で最後のライヴや、その間に何度も来てくれたボルダー出身の旧友、Pete Lymanにマスターを渡しました。ピートは私たちの12インチとEPのほとんどの曲を一からリミックスしてくれました。これらの曲はかつてないほど強烈なサウンドで、バンドの全員がとてもよく表現されています。