An Autumn For Crippled Children – CLOSURE

ARTIST :
TITLE : CLOSURE
LABEL :
RELEASE : 8/4/2023
GENRE : ,
LOCATION : The Netherlands

TRACKLISTING :
1.Missed
2.I See You…But Never Clearly
3.Where Pain Begins
4.The Feels Like Dying
5.As The Void
6.Closure
7.For Tomorrow
8.Unable To Feel You
9.Culpable
10.Here Comes Sorrow

Closureの発表に際して、MCHL(ギター、ボーカル、キー)のコメントがあります: 「アルバムナンバー10、結成14年目。バンドの誰もが、ここまでやれるとは夢にも思っていなかっただろうし、ワイルドでエモーショナルな道のりだった。私たちは、幸せと悲しみのすべての瞬間をこのバンドに注いできた。」

「この10枚目のアルバムは、何かの区切りのような、終わりを告げるような感じがします。10という数字は、ある種のマジックナンバーですよね。一つの時代の終わり、道の終わりのような気がする。永遠に続くものなんてないんだ。メランコリックでほろ苦い感情、畏怖、失われた記憶、色あせた人生、忘れられた過去…すべてがこのアルバムに集約されているんだ。」

2008年に結成されたは、ブラックメタル界とシューゲイザー界の両方で、内省的で憧れと悲しみの心を揺さぶるようなメッセージ性のある楽曲を提供し、定番アーティストとなりました。このオランダのバンドは、『Closure』で、様々な影響を受けたサウンドのテンプレートを限界まで押し広げ、その結果、このジャンルのより過激な傾向に対するウォール・オブ・サウンドのアプローチと同様に、彼らの幽玄な感覚を育むサウンドを生み出しました。

2021年9月から2022年5月にかけてバンドがオランダで録音したClosureのプロダクションは、AN AUTUMN FOR CRIPPLED CHILDRENの基礎となる強度の定番のローファイ要素を損なうことなく、トリオの複雑なメロディーにスポットライトを当て、完成度の高い光沢を放っています。

AN AUTUMN FOR CRIPPLED CHILDRENの最新フルアルバムでは、喪失、愛、自己実現というよくあるテーマが、あまりにも人間的な痛みを伴って全体に浸透し、さらに深化しています。メランコリアとカタルシスを表現するMCHLの器は、結成から10年以上経った今もなお、現代のアトモスフェリック・ブラックメタルに欠かせない重要な存在であり続けています。