Pony Girl – “Running In Circles”

この秋の終わりに、オタワを拠点とするインディー・アウトフィット、Pony Girlが、Paper Bag Recordsからの初のアルバムとなる3枚目のフル・アルバム ‘Enny One Wil Love You‘ をリリースする予定である。バンドは2015年の2ndアルバム ‘A Foreign Life’ の後、長い休止期間を経ていたが、新譜ではアートポップ、インディーロック、エレクトロニックプロダクションの境界を曖昧にし、これまで以上に魅惑的でクリエイティブな作品に仕上がっていることがわかる。バンドは今年初め、このアルバムのリード・シングル “Age of Anxious” で復帰し、その後にタイトル・トラックを発表しました。今日、彼らはまた新しいシングル “Running In Circles” を発表し公開しています。

“Running In Circles” は、広々としたエコーで始まり、水のように加工されたボーカル、穏やかな楽器、そして時折聞こえる電子音で、まばらに彩られた作品となっています。曲の展開とともに、その負の空間は幽霊のように重なり合うハーモニーによって着実に埋められ、やがて歪んだノイズの不協和音へと降りていく。その結果、美学とスタイルの選択が実験的な福袋のように感じられるが、それでも見事に調和し、ガラスのようなクリスタルのようなメロディーとエレクトロニックノイズポップの予想外の爆弾が融合している。

一方、歌詞とビデオには、魂をすり減らすような行き止まりの仕事、つまり常に労働者を瀬戸際に追いやるような仕事の概要が描かれています。バンドが説明するように、「”Running in Circles” は、上司を殺すという空想と同じくらいヘビーな内容になっている。この曲は、僕らが本当にやりたくなかった仕事、逃げ出したクソ上司、そして行き詰まった仕事のサイクルの底辺にあるもの全てから導き出された。この曲は、僕らが親近感を抱かないようにと願っていた、高くそびえ立つ個人的な曲なんだ」と語っている。

Posted on 09/08/2022