Panda Bear & Sonic Boom – “Whirlpool Dub” (Adrian Sherwood ‘Reset in Dub’ Version)

Panda BearとSonic Boomの2022年の素晴らしいコラボレーション・アルバム『Reset』は、すでにかなりトリッピーだったが、’Reset In Dub’ としてさらにトリッピーになっている。このアルバムのために、彼らは伝説的なプロデューサー、Adrian Sherwoodを起用した。Adrian Sherwoodは、The SlitsやThe Pop GroupからLee ‘Scratch’ PerryやMikey Dreadまで幅広く手がけ、最近ではSpoonのLucifer on the Sofaのダブ・ヴァージョンを手がけた。この新バージョンは、Doug WimbishとSkip McDonald(Sugarhill Gang、Tackhead)、ドラマーのHorseman、Alex White、Mark Bandola、”Crucial” Tony、Ras Badthings、Ivan “Celloman” Hussey、Matthew Smytheなど、シャーウッドのON-Uサウンドのコラボレーターが参加している。

「’Reset’ に大きな影響を与えたのはジャマイカのロックステディで、それをトロピカルなルーツに戻すというのは面白いアイデアだと思った」とSonic Boomは言う。Panda Bearはこう付け加えた。「僕は何もない広い空間が好きなんだ。誰もいないショッピングモールや、冬のビーチが好きなんだ。視覚的にシンプルですっきりしていて、波の音が他のすべてをかき消してくれるんだ。だからダブのサウンドが好きなのは当然だと思う。エイドリアンのファンとして、ピートが彼にResetトラックのダブを依頼することを提案したとき、私は興奮した。’Reset in Dub’ は、プリズムを通してフィルターにかけられ、OGを再文脈化したように感じられる」

シャーウッドは言う、「これは、私とOn-U Soundのクルーによるリセットの完全なリセットだ。Animal CollectiveとSpacemen 3のファンだったので、一緒にやろうと提案されたとき、私はそのアイデアが気に入り、その挑戦を喜んだ。影響されたもの、古いレコード、ミキシング・テクニックについて話し合い、トリッピーな楽しさの要素はそのままに、脅威とグルーヴを加え、”ヘッド “のための超アクティブなミックスにするというプランを立てた。結果にはとても満足しているし、誇りに思っている」

Posted on 07/13/2023