日本のパンクス、Nicfitの新しい作品が Upset The Rhythmからリリースさました。この名古屋のバンドは、Wire、Magazine、X-Ray Spexのようなパルスに引っ張られた、古いパンクの精神を持っている。Upset The Rhythmから発売される Nicfitのデビューアルバム ‘Fuse‘ に収録されている “Deviation” は、ドラムとギターの音が視界に入る前の、空気中のパチパチという音から生まれた曲だ。ヒロミのヴォーカルがサイドキックで入ってくると、引き裂かれたアルミのパンメルが完成する。彼女はこの曲の重さについて、「”Deviation”は、孤立した場所の軌道から抜け出そうともがいているすべての孤独な人たちに捧げられています」と指摘する。「私が子供の頃、両親は不安定でした。ある日、友人の家族とは違うことに気づき、友人の前では何事もなかったかのように振舞っていました。しかし、それがかえって私を孤独にしました。 私は自分自身に深く沈み込むと同時に、想像力は海に浮かぶ木の葉のように漂っていました。寂しさは決して消えることはありませんが、今では素晴らしい人々に出会うのは難しくないし、彼らを発見するのは楽しいことだと思えるようになりました」
