Helms Alee – “Tripping Up The Stairs”

Helms Aleeは、ハードコアの技法を次々と習得し、アルバムを出すたびに新しいスタイルを巧みに取り入れてきた。先月、”See Sights Smell Smells” をリリースしたワシントン州の3人組は、Sargent Houseから6枚目のスタジオLP、’Keep This Be the Way’ をリリースすることを発表しました。本日、彼らはアルバムのセカンド・シングルとなる “Tripping Up the Stairs” を公開しました。

前作同様、ポストパンク、ストーナーロック、スラッジの要素をミックスしたハイブリッドな楽曲で、それぞれの要素を生かしたサウンドシチューとなっています。’Keep This’ は彼らにとって初のセルフレコーディング作品であり、この自主性はバンドに新しい可能性をもたらし、すでに滑りやすいアイデンティティを拡大することを可能にした。

ロン・ハレルが手がけたゴシック調の映像では、濁った沼から体が浮かび上がり、岩場で波が砕け、画面の隅々まで泥が染み込んでいる。「このビデオの撮影に着手したときに伝えたかったことは、シンプルでありながら視覚的に説得力のある、コントロールの見つけ方でした」とハレルは述べています。「私にとってそれは、海に浮かび、陸の上で確かな足場を見つけるようなシンプルなものでした。Helms Aleeは、かなり水っぽいアイデンティティを持っているので、その部分を取り入れるのは自然なことでした。映像的には、もう少しクリーンでリアルな初期カットがあったんです。それをバンドが見て、「最高だ、次はめちゃくちゃにしてくれ」と言ったのを聞いたんです。それで、めちゃくちゃにした結果がこれだ」

Posted on 04/08/2022