GUM / Ambrose Kenny-Smith – Jay Watson (Gum, Pond, Tame Impala)とAmbrose Kenny-Smith (King Gizzard & The Lizard Wizard, The Murlocs)によるコラボレーション・アルバム『Ill Times』を発表。
このアルバムは、King Gizzardが新たに発表したp(doom)レコードからのデビュー・リリース。King Gizzardの説明によると、p(doom)レコードは「自分たちのレコードと友人たちのレコードを出すためのレーベル」。みんなが聴き続けてくれるなら、僕たちも作り続けるよ」。
WatsonとKenny-Smithが初めてバーで会ったのは、2009年にTame ImpalaがKenny-Smithの故郷であるビクトリア州Geelongの伝説的なEureka Hotelで演奏した後のぼんやりとした時間。しかし、Kenny-Smithのバンドが脚光を浴びるようになったのは、それから数年後のこと。『Ill Times』のルーツは、Watsonが録音したインストゥルメンタル曲。
ある夏、PondとKing Gizzが地球上のどこかでやっていたフェスティヴァルで、彼はこの曲について語り合うことになったほど。WatsonはKenny-Smithに “Magic Mountain “へのリンクと一緒にトラックをDMで送ったんです。「ジェイは、この雰囲気がいいと言っていたし、僕はエリック・バードンの大ファンだから、その気になったんだ」とKenny-Smithは続けます。
Kenny-Smithは、現在 “Old Transistor Radio” というタイトルになっているこの曲に歌詞と新しいメロディーを書き、自分のパートを録音してWatsonにDMで送りました。Watsonはそれを聴いて気に入り、Kenny-Smithに別のトラックを送りました。Watsonにとって、スリルの一部は、彼がずっと好きだった音楽のスタイルを探求することにありました。「私たちの他のバンドが今まであまり触れてこなかったものを探求するのが楽しみだった」とWatson。「ファンク、ソウル…グルーヴ系の音楽」