オーストラリアのシンガーソングライターGordiは、Troye Sivanとのシングル、Dolly Partonのカバー、Julien Bakerのリミックスなど最近色々やっています。来月には、世界中のスタジオでレコーディングした新作EP ‘Inhuman‘ をリリースする予定だ。すでにファーストシングルの “Way I Go” を公開したが、今回Gordiは、地球上のストレスに対処する方法として、自分をロボットに変身させることについて歌った “Inhuman” も公開している。
Gordiはミュージシャンになる前は医者だったそうで、”Inhuman” はその経験が生かされている。シンセとギターのうねりの中で、コンピューター音声フィルターを通して歌うGordiは、悲しいけれども心地よい解離の感覚を捉えています。プレスリリースによると、彼女はこの曲について次のように説明しています。
「”Inhuman” を書いたとき、2019年にシドニーからリズモアまでドライブしたときの黒ずんだ道端のことを考えていました。火災があまりにも手に負えないので、途中で引き返さなければならなかったんです。私は月曜日からリズモア病院に勤務する予定でしたが、そこで自宅が全焼して退院できない無数の患者さんに会うことになります。このような悲劇に無感覚であることは、人間であることを忘れてしまうような気がします」
