Final Gasp – “Climax Infinity”

ボストンのロック・モンスター、Final Gaspは、地元のハードコア・シーンで育ったが、このジャンルに対する彼らのテイクは、スローダウンしたメタル・リフやガラスのようなゴシックなキーボード・ラインに満ちている。初期のレコードでは、バンドはGlenn Danzigの昔のパンク・メタル・グループSamhainによく似ていた。現在、Relapse Recordsと新たに契約し、LP ‘Mourning Mood‘ のリリースを控えているFinal Gaspのサウンドは、より陰鬱で洗練されたものになっている。タイトル曲はすでに掲載したが、Final Gaspはそれに続き、新作 “Climax Infinity” を発表した。

“Climax Infinity” は、煮えたぎるような、寺院が崩れ落ちそうなリフを基調としている。このビデオは、ケンブリッジのミドル・イーストで行われたツアー・オープニングで撮影されたもので、バンドのライヴ・ショーが、演劇的でギミック満載のものではなくなったことを物語っている。

プレスリリースの中で、フロントマンのJake Murphyは、「リリックでは、良いことであれ悪いことであれ、自分ではコントロールできないことに対処することを歌っている。私たちは皆、結果がどうなるかは分かっていても、何か別のことを望んでいるような状況に置かれるものだ」

Posted on 08/02/2023