dadá Joãozinho – “Ô Lulu”

ブラジル・サンパウロ在住のJoão Rocha(ジョアン・ロシャ)は、Joãozinhoパパとして、一筋縄ではいかない音楽を作っている。彼の最初のリリースは2020年、”verãozão” はビート・シーンを意識したジャズ・ラップで、”AMARELO SELEÇãO” はデジタル・ハードコアとサンプリング・コーダを融合させたものだった。2023年、ダダは、不安なダンスフロア・ビートの “Cuidado!” から始まり、9月1日にInnovative Leisureからリリースされるアルバム ‘tds bem Global(訳注:All Too Global)’ からの最新シングル “Ô Lulu” まで、集中力を高めている。

ゆったりとしたヴォーカルときらびやかなエレクトロニック・フラリッシュ、そして爽やかなギターが組み合わさった “Ô Lulu” は、のんびりしているようでいて、何度でもリピートしたくなる曲だ。「自由への欲望がこのアルバムの北極星だった」とダダはプレスリリースで語っており、「芸術的な決定について自由に感じること、つまり、良いサウンドのために特定の方法で楽器を演奏する必要はない、良いサウンドのために特定の方法で歌う必要はない、そして、意味があり人々の気持ちに届くために特定の方法で書く必要はない」という必要性を強調している。

Posted on 07/11/2023