サイトアイコン out out

Thurston Moore – The Best Day (Matador)

お店を入った瞬間に、しまった、来るんじゃなかった、ってことはよくありますよね。けれども一旦店に入ってしまった以上、引き返すのもなかなか難しいわけ。今日もたまに行く定食屋に入った瞬間、異常なくらいのタバコ煙が充満しており、マジかと思ったが、老夫婦が営むお店にNOとはなかなか言えない。出来るだけ煙人たちから遠い席に着き、今日のサービス定食を待っていると、横のサラリーマンが恐ろしいくらいの貧乏揺すりをしてるのが目に入ってきた。煙よりもそっちのインパクトが強くてある意味助かったが、コイツはどうなってるんだってくらいのビート刻みにあっけにとられる。煙人やゆすり野郎達が帰った後は平穏が訪れ、朝ドラの再放送を老夫婦達と一緒に観る。だけど老旦那が展開を先に言いやがって、てっめ、朝観てんじゃねえかと、知ってても黙っとけよと腹立った。 さてこの方、気取った名前のバンドは一回こっきりで、本名で新作。何が違うのかと言いますと、MBVの女性が参加したことでしょうが、あなんまり影響が分らない。彼のソロ作はひたすらノイズ垂れ流し路線は別として、最初からそんなに変わっていない。古い話しですが、Free Kittenとしての来日が決まった際、TMさんも俺も一緒に行きたい!と騒ぎ、ソロの曲作るからと、強引に来日をしたと伺ったことがある。彼のソロ活動のきっかけがそれだったと思うと、進歩したのかとは思うが、年取ったなあって感じの音。なんかもっとソロとしての落とし所は他にあるんじゃないかなって思える。サッカーとかじゃないけど、活かせるポジションってもんがあるんかな。まぁ彼の場合、元のチームはもう存在しないと思いますが・・