Zola Jesus – Okovi

たったの1作で出戻りです。ビッグレーベル移籍となった前作の成績がイマイチだったかは分かりませんが、結構ポップに打ち出していたので、この先の期待と不安が入り混じっていた矢先の復帰ということで、なんかこれで良かったような、もうちょっと頑張って欲しかったような、でもそれは試合に出れる環境みたいな話ですかね。しかし前作での経験は無駄ではなかったようで、ポップなものはそれとして効果的に配置し作品全体に彩を与えている。それと同時に元々のコアな部分とを混ぜ、戻ってきたことをしっかりアピール。それと、今回はヴァイオリンなどを多投して、オケーストラ的な要素を強めているのですが、この辺りは次回以降のヒントになるのかもしれません。