ニューヨークを拠点に活動するエクスペリメンタル・ノイズロック・バンド、YHWH Nailgunが、名門レーベル4ADとの電撃契約を発表し、あわせてニューアルバム『Magazine』を6月11日(木)にリリースすることを明かしました。昨年リリースしたデビューアルバム『45 Pounds』でアンダーグラウンド・ロック界の大きな注目を集めた彼らですが、今回の4AD移籍第一弾となる作品は、ファンにとっても予想外のスピードと独自のフォームでのリリースとなります。
本作『Magazine』は全10曲が収録されていますが、その総演奏時間はわずか11分という極めてコンパクトな構成になっています。これはトニー・モリーナやゲートクリーパーといった、超短尺の作品で強烈なインパクトを残す「ショート・プレイヤーの雄」たちを彷彿とさせるスタイルです。前作『45 Pounds』の21分と比べてもさらに半分近くまで削ぎ落とされており、まさに「アルバム」という定義を拡張するかのような、ソリッドで濃密な作品となることが予感されます。
アルバムのアナウンスに先立ち、数週間前にニューヨークで開催された「C2C Festival」にサプライズ出演した彼らは、未発表曲のみで構成された11分間のセットを披露していました。巷の噂では、前作のサウンドの要であった「ロートタム(ドラム)」をそのステージではあえて排除していたとされており、アルバムでも大幅なサウンドのモデルチェンジが予想されます。現時点で先行シングルの解禁はありませんが、来週のリリースに向けて、彼らが4ADという新たな地で鳴らす新境地に大きな期待が寄せられています。
