ニューオーリンズを拠点にポップなシンセ・サウンドで人気を博すユニットVideo Ageが、最新シングル「Bad Job」をリリースしました。フロントマンのRossが2015年に書き上げたという本作は、バンド結成の引き金となった極めて象徴的かつ重要な最初期の楽曲です。当時、ピザ屋のバイトで減給され、デートに行くお金もなかったRossが、友人から破格で譲り受けた4トラックのテープ・レコーダーを使い、キッチンで夜な夜ナ制作したデモテープから生まれた本作。そのテープを相方のRayのもとへ持ち込んだことでVideo Ageとしての活動がスタートしたという、バンドの原点とも言えるストーリーが込められています。
のちに彼らのデビュー・アルバム『Living Alone』へと繋がっていくこの「Bad Job」は、バイト生活のささやかな不満や日常の切実さを、どこかノスタルジックでキャッチーなメロディへと昇華させたVideo Ageらしい魅力に溢れる一曲です。アナログ・カセットの温もりを感じさせるローファイな質感と、ポップで遊び心のあるプロダクションが絶妙に融合。彼らが歩んできたキャリアのルーツと、結成当時のピュアな衝動を改めて感じさせるDIYスピリットに満ちた仕上がりとなっています。
