10年以上カオスを壊しては組み直してきたロンドンの4人組USA Nailsが、新作『Routine Flesh』を。老いや病、ネットでの過激化まで、肉体と精神を形づくるものを掘り下げる一枚から、先行曲「The Lubricant Of Self-Hate」が届いた

10年以上カオスを壊しては組み直してきたロンドンの4人組USA Nailsが、新作『Routine Flesh』を。老いや病、ネットでの過激化まで、肉体と精神を形づくるものを掘り下げる一枚から、先行曲「The Lubricant Of Self-Hate」が届いた

ロンドンのノイズ・ロック4人組、USA Nailsが、2027年2月にリリース予定のニュー・アルバム『Routine Flesh』より、先行シングル「The Lubricant Of Self-Hate」を公開しました。One Little Independent RecordsおよびSKiN GRAFT Recordsからリリースされる本作は、10年以上にわたり独自のカオスを解体・再構築してきたバンドの健在ぶりを示す刺激的な新曲です。

アルバム『Routine Flesh』は全12曲で構成され、加齢や病、トラウマ、宗教、オンラインでの過激化など、人間の肉体や精神を形づくる様々な要因や「死(mortality)」をテーマに深く掘り下げています。私たちがどのような人間になるのか、果たしてどれほどのコントロール権を自ら握っているのかを問う、重厚で概念的な作品となっています。

サウンド面では、歪んだベース、不協和音を打つギター、無表情かつ吐き捨てるようなヴォーカル、力強いビートといった彼らの核心を守りつつも、モートリックな反復やポストパンク的アプローチを導入。アグレッシブなノイズの隙間に予期せぬ柔らかさやストレートな表現を覗かせるなど、サウンドの振れ幅をさらに広げた意欲作に仕上がっています。