review U.S. Girls – In A Poem Unlimited

何度も言ってると思うが、彼女ぐらい音楽性が変化した人も少ない。初期の頃は何を歌っているか分からないくらいドロドロな音楽だったのに、いつの間にか普通に歌える人になっていた。転機は3作前辺りだったと思うが、現在の路線になってもうずいぶん経ったので、彼女の音楽がどういうものであるかは事前に理解している状況での新作。基本的に大きな変化はないけれど、現在のU.S. Girlsの質を更に高めてきた。話は戻るが初期のアヴァンな時代、その後エロを売りにしていた時期を通過し、現在はミュージシャンとしてかなり高いレベルにあると思う。なんとなく思うに、この作品がU.S. Girlsとしてベストになる可能性が高いじゃないかな。