ポルトガルのサイケデリック・ロックバンド「TRAVO」が、ニューアルバム『WASTELAND』をFuzz Clubから10月2日にリリースします。本作は2023年の前作から一転し、ファンタジーから現代の不安に根ざした人間的で切実なテーマへとシフト。過密なヨーロッパツアーの合間に、1ヶ月強の過酷なリハーサルで書き下ろされた、バンドにとって最もヘヴィでメタリックな作品です。
本作はT.S.エリオットの詩『荒地(The Waste Land)』の各章に緩やかに着想を得ており、テクノ不安やディストピア、生と死、集団的スピリチュアリティの探求といったテーマを全7曲で描いています。音楽的にはダークなサイケデリックやインダストリアルの要素を取り入れ、これまでの彼らのスタイルをさらに進化させています。
アルバム全体は、疾走感のある激しいジャムと、静かで瞑想的なアンビエント調の展開が交錯する、アグレッシブでジャンルを超越したロックレコードです。キャッチーなファルセットから激しいシャウトまで使い分けるボーカル、美しい調和と不協和音を奏でるギター、タイトで催眠的なリズム隊、そしてバンド史上最も多用されたシンセサイザーが混沌とした世界を鮮烈に表現しています。
