Top 50 Albums of 2017

Slowdive

40. Slowdive – Slowdive (Dead Oceans)

今年でシューゲイズ再結成はほぼ完了した感じです。まぁPale Saintsはないだろうからね。そんな復活作を聴いてきた中では、期待するシューゲイズに加えて新しい部分を感じさたのは、このバンドが唯一かな。

hard-love

39. Strand of Oaks – Hard Love (Dead Oceans)

今年このレーベルから出た中では一番地味というか、不人気というか、無視され系で、見た目もむさい。そして音楽も男臭しかしていない。こんな音楽はなかなか受けないだろうけど、街の中華屋的なそんなに美味くなて汚ねえけど足を運んでしまうような中毒性がある。

Multi-task

38. Omni – Multi-task (Trouble In Mind)

人気バンドを後にしてやりたいことははっきりしているようで、前回のデビュー作をさらに極めてきた感じ。そして一緒にやっているメンバーの一体感も深まりバンド音がガンガン前のめり。ここまでの段階ではすごく楽しませてもらえましたが、さて次はどうなるかな。

nothing-feels-natural

37. Priests – Nothing Feels Natural (Sister Polygon)

こういう音楽ってたまに欲しくなるんだけど、一辺倒で聴きだれてしまうが多い中このアルバムは全部聴ける。音自体はめちゃくちゃ原理的だけど、やっていることは意外とハードコアじゃないところが良いのだろう。

Need To Feel Your Love

36. Sheer Mag – Need To Feel Your Lov (Wilsuns/Static Shock)

実はそんなにかっこいいとは思わないけど、他にこんなバンドはいことが決め手です。だからもっと好き勝手やって何がしたいのか分からないくらいまで突き抜けたら面白そう。まだまだこれからですね。

Real High

35. Nite Jewel – Real (Gloriette)

一時期ほどのおしゃれポップじゃなくて、どちらかといえばディープハウスなんだけど、ハウスという前提で彼女のヴォーカルが実に映える。トラック作りの上達もあるけど歌の良さがさら分かった感じ。最近じゃ夜中に遊び行くことないからわからないけど、DJプレイされているんだろうか。いずれにせよ作品として楽しめる。

MODERN KOSMOLOGY

34. Jane Weaver – Modern Kosmology (Fire)

いわゆるブリットポップ・バンド出身の結構な音楽歴のある人ですが、当時のバンドもちょろっと聴いていたようなくらいでうる覚え。ソロ活動になって今作まで全然聞いてなかったけど、凄く気持ちいい。今までは自分のレーベルからのリリース中心でしたが、移籍は大正解でしたね。

The Weather Station

33. The Weather Station – The Weather Station (Paradise of Bachelors)

フォークというよりはカントリー寄りなのかな。そのへんの線引きは難しいけど、普段インディーとかオルタナなやつを聴いていると、カントリーっていうのは聴けるやつとそうでないのがはっきりと分かれる。結果的にこれはカントリーじゃないけもだけど、すっと聴ける。

Offering

32. Cults – Offering (Sinderlyn)

2作メジャー・リリースを続けたけど、デビューEP以来のインディ復帰。そのEPを出していたレーベルも今では無いと思われますが、いい時期にインディに帰ってきたんじゃないかな。と、思わせるようなふんわりとした感じが良かった。

Ten Flowers

31. Kalbells – Ten Flowers (NNA Tapes)

普段はポップス路線のバンドに在籍している人ですが、こんなレーベルから何故のソロ作。そのポップバンド時の派手めなサウンドからは想像出来ないくらい、このミニマルアートな音とのヴォーカル相性が良いというか、全然違う。基本的に歌が上手いんだろう。