The Yummy Fur – “Wanda”

90年代グラスゴーのインディー・シーンにおいて独自の異彩を放ち、後にFranz Ferdinandのメンバーとなるアーティストたちも在籍したThe Yummy Furが、ニュー・アルバム『Everybody Talks About The Weather』より新曲「Wanda」をリリースし、パフォーマンス映像を解禁しました。レーベルUpset the Rhythmから9月18日に発売されるアルバムは、1998年の『Sexy World』以来となる本格的な新曲群を収めた作品です。過去作に見られたヴィンテージ・シンセの装飾を削ぎ落とし、フロントマンのJohn McKeown、ギタリストのBrian MacDougall、そして元Franz FerdinandのPaul Thomsonからなるトリオ編成の生々しい Brutality(迫力)と熱量をダイレクトに音源化しています。

英国メディアの「Scotsman Sessions」企画の一環として公開された本映像は、アルバムのレコーディングが行われたChris McCrory主宰のWashington Streetスタジオにて撮影されました。楽曲「Wanda」は、1970年の映画『Wanda』で監督・主演を務めたBarbara Lodenへの敬意を込めたラヴ・レターとなっており、意識の流れをそのまま詞へと昇華させたMcKeown特有の文学的かつ映画的な世界観が横溢しています。かつての栄光に固執することなく、鋭利なサウンドと確かな存在感で新たな世代をも魅了する彼らの精力的なアプローチが凝縮された映像作品です。