60年代アシッド・ガレージへの愛と、潮風に溶けるサーフ・リフ:リール・トゥ・リールが捉えた、未完の美しき逃避行。

60年代アシッド・ガレージへの愛と、潮風に溶けるサーフ・リフ:リール・トゥ・リールが捉えた、未完の美しき逃避行。

イギリス・コーンウォール出身の4人組サイケ・ロックバンド The Heavenly Bodes が、2026年7月3日にFuzz Clubよりデビューアルバム『Green Hills』をリリースすることを発表しました。本作からの先行シングル「De Groene Heuvels」は、彼らが「太陽に焼かれたサウンド」と称するように、夏の熱気と潮風が混じり合うような独特の質感を纏っています。

アルバムの制作過程は極めてDIYで、2025年の記録的な熱波の中、友人のリビングルームでリール・トゥ・リールの8トラックレコーダーを使用して録音されました。60年代のクラシックなアシッド・ガレージへの愛をベースにしつつ、ローファイなテープヒスや、Velvet Undergroundを彷彿とさせる気だるいクールさが同居したサウンドが特徴です。サーフ・リフやオルガンの音色が海辺の情景を鮮やかに描き出します。

2024年の本格始動以来、The Chills らのサポートを務めながら着実に実力を蓄えてきた彼らは、BBC 6 Musicなどの主要メディアからも高い評価を得ています。本作は、度重なる怪我による活動休止を乗り越え、2026年5月のヘッドライン・ツアー直後に届けられる待望のフルアルバムとなります。コーンウォールの西海岸という「今、ここ」の空気感を封じ込めた、瑞々しくも荒削りな意欲作です。