Wireheads – “Life After Winter”

ゲシュタルト・ロックンロールの突然変異、Wireheadsが、6枚目のアルバム ‘Potentially Venus’ で、音の神秘性を進化させ続けて帰ってきた。ファーストシングルの “Life After Winter” は、ここ数年Antipodesから生まれた最も多作なインディーロックバンドの、サバティカルからの帰還を意味する。

バンドリーダーのDom Trimboliが ‘I’ve been trying not to fly like Icarus alright!’ と熱烈なグルーヴの上で叫び、Life After Winterはグループが去った後を描いている。国内各地のスタジオで何度か再結成を試みた後、Wireheadsは2022年2月に完全アナログのSound Recordingsスタジオで、レコーディング・エンジニアでスタジオ所有者のAlex Bennett(ビクトリア州キャッスルメーン)とニューアルバムのレコーディングを行うことになった。前作 ‘Lightning Ears’ と ‘Big Issues’ ではBeat Happeningのプロデューサー、Calvin Johnsonを迎えて高い評価を得たが、今回の ‘Potentially Venus’ はこれまでのWireheadsの中で最も洗練され、刺激的で奥深いサウンドに仕上がったと言える。