Wild Pink – “ILYSM”

Wild Pinkが、Royal Mountain Recordsからリリースされるニュー・アルバム ‘ILYSM’ を発表した。本作は、2021年のLP’A Billion Little Lights’ と ‘3 Songs EP’ に続く4枚目のフル・レングスで、ボーカル&ギターのJohn RossがPeter Silberman(The Antlers)、Justin Pizzoferratoと共同プロデュースした作品となっています。また、Dinosaur Jr.のJ Mascis、Julien Baker、Ryley Walker、Yasmin Williams、Samantha Crainがゲスト参加している。カバーアートとトラックリストは以下をご覧ください。

ロスはアルバム制作の初期に癌と診断され、「すでにレコードの制作を開始していたにもかかわらず、診断後はすべてが新しい意味を持つようになった」と語っている。「人生の中で感じた人々、特に妻からの愛とサポートを含め、その経験全体を理解しようと曲を書き始めたんだ。それがタイトルの由来なんだ」

「実はレコーディングを終えてから1週間以内に別の癌の手術に戻っていたんだ」と彼は続ける。「リンパ節に癌があることを知りながらこのアルバムをレコーディングするのはかなりシュールだったが、これ以上早く手術を受けることができなかったので、スタジオでの時間を大切にしたんだ」

ファーストシングルはタイトル曲で、下記で聴くことができます。「この曲は、このアルバムの他の曲と同じように、私が住んでいる場所とその隣の畑が舞台になっています」とロスは言います。「満月は、私が実際に見たことのない方法でここのすべての部屋を照らし、この曲は少し自分自身を書いたような気がします。このアルバムは様々な形の愛について書かれていて、特にこの曲は愛と執着のメタファーなんだ」

Wild Pink – “Q. Degraw”

12月、豪華なLP ‘A Billion Little Lights’ をリリースしてから約1年後、Wild Pinkは、プロジェクトの首謀者である John Rossが 「’A Billion Little Lights’ の文末の期間」 と語る壮大なスタンドアロン・シングル “Florida” をリリースした。今日、ロスはバンドの次の時代を始動させようとしている。

新曲 “Q. Degraw” は、Wild Pinkの楽曲の中でもダークでヘヴィーな楽曲で、安定したドラム、雪崩のように歪んだギター、ノイズの繭の中で呟くボーカルが特徴的な楽曲です。「この曲は、私が経験した健康上の問題や、極度にストレスの多い状況が、人生において何が重要なのか、いかに焦点を絞ることができるかを歌っています」と、ロスはプレスリリースに書いている。「それはまた、そのストレスが時々自分自身から解離する原因となることについてです」