バンクーバーを拠点に活躍するシンガーソングライター、ヘイリー・ブレイズ(Haley Blais)とサム・リンチ(Sam Lynch)によるインディー・デュオ「True Mountain Laurel」。彼らのシングル「Angel So Bad」は、2人がアルバムを最も象徴する楽曲として息を合わせて名前を挙げる、本作の核となる切実で鋭いナンバーです。お互いのソロ活動で培った瑞々しい感性が融合したこの曲は、完璧さに縛られない自由な歌声と、2人の声が重なることで生まれる唯一無二の美しいハーモニーが最大の魅力となっています。
彼らのデビューアルバム(セルフタイトルとなる『True Mountain Laurel』を予定)は、2026年の晩夏にリリースが計画されています。収録される全7曲のなかには、胸を打つ「East of Anything, Sunny」や、心に深く残る「Bury Me Not」などが含まれており、デュオ名の由来となった「グレープソーダのような香りがする木」のように、親しみやすくもどこか癖になる独特の世界観が構築されています。
このプロジェクトとアルバム制作は、2人がこれまでのソロ活動の枠を飛び出し、あえて「自分たちだけでできる限りの楽器を演奏する」という挑戦から生まれました。ドラムやハルモニウム(リードオルガン)などを自ら演奏し、完璧さよりも「2人で作り上げるプロセス」を純粋に楽しんだことで、彼らの音楽に新たな活力が注ぎ込まれています。来年以降に予定されているそれぞれのソロ活動を再び燃え上がらせる、エネルギッシュで誇り高き一作に仕上がっています。
